Khalkotaur/FF11用語辞典

従来のタウルスと同じくモンクタイプで、2回攻撃・カウンター・ガード・蹴撃を備えている。
TP技は以下の3つのみを使用する。

名称	範囲	効果	備考
アポカリプティクレイ	前方範囲	死の宣告	後ろ向きで回避不可スタン可
リーサルトライクリップ	対象中心範囲	物理ダメージ +ノックバック +HPmaxダウン +Cruor Prospectorの支援効果を全消去	空蝉複数枚で回避可スタン可
モウ	自己中心範囲	物理ダメージ +毒 +良性ステータス変化を吸収	空蝉全消去発動が早いため狙ってスタンは困難

アポカリプティクレイは発動まで数秒のタメがあるためスタンやヘッドバットで妨害することが可能だが、状況次第では止められない場合もあり得るため聖水を用意して挑みたい。

リーサルトライクリップとモウは、従来のタウルスが使用するものと違って特殊な効果が付与されている。

リーサルトライクリップの追加効果は空蝉の枚数が3枚残っていて被弾しなかった場合は発生しない。
空蝉の枚数を多めにキープしておけばHPmaxダウンとCruor Prospectorの支援効果全消去は回避できる。
通常攻撃が常時2回攻撃であるため、空蝉を常に3枚キープするのは難しく、結果としてリーサルトライクリップを被弾して支援効果を消されることも多いので、前衛は最初から支援効果をつけないという手もある。

モウは従来のタウルスが使うものと違って確実に空蝉を全消去する。
この特性のため、モウの範囲内にいるPCはほぼ確実に被弾することになる。
空蝉が必ず消去されるために素の回避が発生しなかった場合、追加効果の毒と良性ステータス変化吸収も発動する。

この特殊なモウのせいで被弾した前衛は極めて高い確率で強化魔法や歌を吸収されることになる。これに気づかずヘイストやマーチを吸収され続けると攻撃間隔が非常に早いモンスターであると誤解されているケースもある。
モンクタイプのため常時2回攻撃ではあるが、素の攻撃間隔は実はそれほど早くはない上にスロウやエレジーも問題なく通るので、前衛には強化魔法やマーチ、メヌエットなどの歌を一切かけないほうが楽に戦える。

リーサルトライクリップもモウも幸い範囲はそれほど広くはなく、十分に距離を取っていれば後衛は被弾せずに済むため、後衛は強化魔法や歌、支援効果がかかっても問題ない。
なお、アートマは消去も吸収もされないため、強力なアートマを複数付与して戦えば強化魔法や歌がなくても十分有利に戦える。

ギリシャ神話に登場する怪物カウルコタウロイ（Khalkotauroi：青銅の牛の意）が元ネタと思われる

イアーソーン（Wikipedia）、Khalkotauroi（Wikipedia英語版）

。この牡牛は元々は鍛冶神ヘーパイストスからコルキス王アイエテスに贈られたものである。

コルキス王アイエテスは黄金の羊の毛皮を所有していたが、アルゴー号に乗って毛皮を求めてきた英雄イアソンに対し、青銅の足を持ち、火を吐く牡牛（Khalkotauroi）を繋いで地を耕し、そこに竜の歯を播くよう命じた。

イアソンは王の娘メディアに炎でも剣でも傷つかない魔法をかけてもらい、この牡牛を従えたという。

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Khalkotaur

記事名読み

注釈1