クォン大陸の何処かの湖に棲むと云う怪魚。
全長約 94
Im。今でこそ幻の魚と化しているが、伝承によれば、元々は海洋貿易が盛んであった
タブナジア侯国が、
東国の王から内乱鎮圧に戦艦を貸してくれた礼にと、大変な費用をかけて生きたまま贈られた魚だったらしい。その後、魚好きの修道士によって他の湖沼にも運び込まれ、最盛期には修道院の月に一度の晩餐にものぼるほど数多く棲息していたようだ。
非常に長寿で何十年もかけて巨大に成長するため縁起がよいこと、また持久力があるため食すると精がつくことも、人気の秘密だったようだ。
(
ヴァナ・ディール トリビューンより)