ヴァナ・ディールにおける質量
単位。略称はPz
イルム(
Im)が英語圏のヤード・ポンド法を参考に作られていることから、ポンズも同様にヤード・ポンド法を参考にしていると思われる。語感からしてポンド+オンスから作った造語ではなかろうか。
1ポンド=0.45359237kgと定義されているため1ポンズ=1ポンドとすると、大きめの
ティタニクティスの場合1000Pzに達するから約453kgとなる。
魚のサイズが違っても、数字上は魚の重さ(
Pz)は大きさ(
Im)の概ね5倍前後になっている。単純に考えれば大きさが2倍になれば体積は8倍になり、重さも約8倍になるはずだが、
ヴァナ・ディールの魚はその法則に沿っていない。
言い換えると、
ヴァナ・ディールの魚は大きくなるほど密度が下がることを意味する。
ググリュートゥーナ程度の大きさであれば実在の魚と大きな違いはないが、
マツヤくらいの大きさになると、
現実世界の鯨と同程度の大きさを持ちながら、体重は鯨の1/10程度の重さになる。
水と体の密度がかけ離れると、浮力と
重力のバランスが取れなくなってうまく泳げなくなりそうだが、
ヴァナの魚がどのようにこの問題を解決しているのかは謎。もっとも、
ヴァナ・ディールは謎の力で空を
飛ぶ魚が生きる
ファンタジー世界なので、何らかの
魔法的な力を働かせているのかもしれないが。