スペシャルトラチーム

記事名読み
すぺしゃるとらちーむ
2007年1月中旬頃よりバタリア丘陵に急激に増えたRMT業者と推定される釣り人キャラに対して、一部のプレイヤーが、クエストで呼び出せるNMのトラBadshahGoblin Digger
注釈1
生息域”がエリア全域なのでタゲが切れても消滅しない。
をなすり付けてMPK活動を行う騒ぎが発生した。

その様子をみた他のプレイヤーが、公式スタッフSTTを揶揄するかのように、彼ら及びNMのトラのことをスペシャルトラチーム(かっこいい方のSTT)と呼んで、一部ではその活動ぶりを賞賛する者まであらわれ、ネ実は大盛況となった。
業者を妨害したいけど規約違反してまで・・という人用にNTT(ノーマルトラチーム)というのがある。こちらはNMBadshahではなく、通常ポップのトラを業者のところまで引き連れていく行為である。もちろんこれはターゲットが切れればイリュージョンするわけだが、NMとの区別がつかないためか一斉に赤球状態となっていた。慣れてきたところに通常のトラにNMのトラを混ぜてアタックさせることでより効果的に殲滅させる狙いもある。

一部にはMPKを行う彼らの活動を支持する者もいたが、RMT同様、MPKは純然たる規約違反行為である。ウワサを聞きつけて見物に訪れた(もしくはたまたま近くでソロ活動をしていた)プレイヤーが巻き添えを食らう事態も複数報告された。当然のことながら、運営サイドはMPK及びそれを支援している者たちに対して、アカウント停止などの処分を下した。

規約で禁止された行為を公衆の目前で行うこと自体、少なからぬプレイヤーの目から見れば業者と五十歩百歩(というか本質的には同罪)でしかなく、短絡的で思慮に欠けた行動ではあるのは明らかとはいえ、ネ実況板や動画中継により大きな話題を呼んだことを受け、多くのプレイヤーに改めてRMT及びMPKについて考えさせられるきっかけになった面はある。

そして運営サイドは2007/3/29のバージョンアップで海岸線を高速で巡回する低レベルを駆逐するだけが目的のモンスターGoblin Bounty Hunterを配置した。スクエニが出した寝釣り業者対策の回答は、スペシャルトラチームのそれと同じであった。PCの手によるMPKは禁止事項故、このような寝釣り防止キャラを作ったのだろう。
この措置は喝采で受け入れられ、実装当初は現地に見物しにやってくる者が現れたほどだった。

関連項目
全鯖合同バタ業者撲滅祭り】【Goblin Bounty Hunter

コメント表示/書き込み コメントはありません