ドラギーユ城の休日/ネタバレ

記事名読み
どらぎーゆじょうのきゅうじつねたばれ
そろそろトリオン王子に花嫁が欲しい頃だと思ったデスティン国王が、ハルヴァー宰相に花嫁を探して来いと命じる。
トリオン王子の好みについて話し合う二人にピエージェ王子がトリオン王子は冒険者が好みと言い、その場で種族と容姿(フェイスタイプ)を言う。
国王も意外と思いつつも何故か納得してしまい、その容姿の冒険者探しをハルヴァー宰相に命じる。
そこで、ハルヴァー冒険者に容姿通りの冒険者を探してつれて来いと依頼を出す。そして見事ピッタリ一致の冒険者を連れてきたら、二人そろってトリオン王子に会いにいくことになる。
ハルヴァーが嫁候補を連れてトリオン王子の部屋を訪ねると、トリオン王子は訳の分からない顔をしており、そこに計ったようなタイミングでトリオン王子に呼ばれたクリルラが参上する。そしてハルヴァーの誤解を招く言葉もあってクリルラトリオン王子が自分への当て付けに呼んだのだと誤解、怒りのままその場を去る。誤解を与えてしまった事にトリオンも怒り出す
注釈1
BGMTough Battleになる程の激怒である。

結局三人は追い出され、何故トリオン王子が怒り出したか理解できないもののハルヴァーは二人の冒険者報酬を渡して終了。

実は、今回の事を仕組んだのは全てピエージェ王子である。二人の仲を以前から知っていたものの、一向に発展しない事に業を煮やしてデスティン国王とハルヴァーに適当な容姿の女性を言い連れてこさせ、同時にクリルラトリオン王子が呼んでいると嘘を言って、丁度いいタイミングで鉢合わせするようにしたのである。
結果二人はそれぞれに誤解も持つ事になったが、これが大きな刺激になったのは間違いない。付き合わされた冒険者はとんでもないが……。また、クリルラの怒りをぶつけられる神殿騎士も……。

余談だが、このクエストの回想をする際にも女性キャラクターパーティを組んでいる必要がある。ちなみにこれを夢想阿修羅拳ツアー等のアライアンス状態で、ついでに見ようとすると、珍現象が起こることがある。

例えば、自分のパーティに太郎と花子という二人のメンバーがいたとしよう。この場合で回想すると出てくるキャラクターの外見は間違いなく花子なのだが、名前がなんと太郎になっていることがある。自分しか見れないのは残念だが、ギャップのある組み合わせになると結構面白いかもしれない。

ドラギーユ城の休日
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タイトルの元ネタ
このクエストの題名は王女と平民の恋を描いた映画「ローマの休日」のもじりと思われる。

「ローマの休日」とは、本来はローマ帝国の市民のための娯楽である剣闘士同士や剣闘士と猛獣の戦いといった「他者の犠牲のもとで成り立つ娯楽」という意味の言葉であり、映画ではこれが王女のロマンスと王女に振り回される周囲の人々の様との二重の意味に使われている。翻ってヴァナ・ディールでは、脳筋王子のラブコメと、それに振り回される冒険者二重写しの構図になっているわけである。

なお、称号の「月下氷人」は縁結びの神を意味する故事成語。転じて、男女の縁の仲立ちをする人を指す。

外部リンク
Vana'diel Tribune II No.10「熱愛発覚!? トリオン王子月夜の密会」

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