出品手数料

冒険者が競売所に所持アイテムを出品する際に支払わなければならない手数料。

競売所は世界各地に存在するが、いずれの競売所も手数料は『出品額に応じて増減される』ことが定められている。

手数料は場所ごとに設定され、基本的に混雑している場所では高くなっていたが、2014年2月18日のバージョンアップ以降は計算式が統一されている。そのため、どの競売からも同じ条件で出品できるようになった。

なお、アルザビの競売長「Djinabaha」は登場した時からずっと変わらず「手数料が安いので評判」と言い続けている。

ただし、計算結果が10,000ギルを超えた場合は10,000ギルになる。

出品手数料は何度か調整されているが、8年近くに渡って以下の計算式で安定していた。参考に記載する。

■アトルガン白門の競売でアイテムを出品した場合
■アルザビの競売でアイテムを出品した場合
■ジュノ/ナシュモ/タブナジアの競売でアイテムを出品した場合
■その他の競売でアイテムを出品した場合

冒険者は出品時に先払いで手数料を支払うため、誤って出品額を高額に（1桁余計にとか）出品の手続きをしてしまうと、無駄な手数料を徴収されてしまうので注意が必要である。

元々手数料はアイテムの売却標準価格に基づいて以下のように計算されており、手数料には100Gという上限が存在していた。

スタック品を出品する場合はこの10倍となっていた。

• 2003年4月15日のバージョンアップ
  ジュノとカザム競売所において、基本手数料と係数が以下のように引き上げられた。また100Gの上限が撤廃されると同時にスタックしたアイテムの出品手数料が単品時の5倍に引き下げられている。
  
  基本手数料100G + 出品アイテムの店売り評価額相当の1/20
  

カザムの競売所はジュノと近いためか、共に手数料が引き上げられたものの、実際には利用者が少なかったためか、2003年5月27日のバージョンアップから2003年7月17日のバージョンアップにかけて手数料が引き下げられて、三国相当になっている。

この時点ではまだ出品手数料が売却時の価格に基づいていたが、カンスト出品で在庫があるように見せかけて価格の下落を誘発するなどの行為が問題となっていった。それが以下のバージョンアップへとつながっていく。

• 2004年12月9日のバージョンアップ
  このバージョンアップから、競売所の出品手数料の計算方法が、出品額に比例して増減される方法に変更された。計算式は次の通り。
  

• 2006年5月24日のバージョンアップ（緊急メンテナンス）
  アルザビの競売は、休止する可能性がある代わりに手数料が三国と同等と安い競売という位置づけで実装された。しかし、競売にたむろするプレイヤーがビシージの混雑を助長するという問題を引き起こしたため、緊急メンテナンスで手数料の見直しが行われている。
  

• 2011年5月10日のバージョンアップ
  全ての競売が統合された。
  そのため白門やジュノで出品するよりも、三国などの競売所から出品する方が利便性はさておき、手数料はお得になった。
  

• 2014年2月18日のバージョンアップ
  出品手数料が引き下げられる形で統一された。
  

• 2015年11月10日のバージョンアップ
  競売所にアイテムを出品する際の手数料に、10000ギルの上限が設けられた。
  

【競売所】【関税】