タスラムはケルト神話の太陽神
ルーが用いた
武器の一つ。
虹を
投石紐として発射される
魔力のこもった弾で、魔神
バロールの最大の
武器にして
弱点である魔眼を打ち破るのに使われた。
…とされているが、原典では何の変哲もない石としか書かれていない。ルーが放った弾が
タスラム (要するにセメント材料を固めた
投石器の石弾)だとする詩がオカリー講義集に発表されている。
同詩はそして、この
タスラム弾は、蝦蟇、熊、獅子、蝮、オスムン(Osmuinn)の首の付け根から血を集め、清めたア
ルモリア海と紅海の砂を使ってベサルの息子ブリオンが製造し、ルーに渡され、マグ・トゥレドの戦いで投じられた、と続く。
…と
現実世界の伝承では大仰な
武器なのだが、
FFXIにおいては
合成で簡単に作れる上に種類も多い、単なる
投てき武器の一系統になってしまっている。
ルーは他に
ゲイアサイルと
フラガラッハという
武器も持っていたが、これらとは扱いに雲泥の差があると言えるだろう。