ウィンダスの生物化学研究機関。旧呼称は「本草学研究所」。
ウィンダス水の区南に存在する。いわゆる
五院の一。
現
院長は
ルクスス、前
院長は
ヨランオラン。
「
鼻の院」の名は、「生物の深淵を覗く為の瞑想のため、『鼻』から匂いを通して脳を刺激するよう、常に香を焚かれている」ことに由来する。ちなみに、初代
院長は
魔光草を発明した
白魔道士グリブブ。
主な作業は生物の品種改良や
ヴァナ・ディール全土の動植物の生態調査など。また生物化学の研究以外にも冥想室で物品に残った思念を読み取ることもできる。
彼らの成果で一般的に知られるものに、
ウィンダス各地の建物によく見かける照明用の光る花がある。これは
エルシモ地方原産の
魔光草を品種改良したものだ。また、
チョコボ騎乗中に
モンスターに襲われないのも彼らの手による
チョコボの寝ワラの品種改良の賜物である。
さらには、巨大木
モンスターを観賞用に改造したものの暴走する事件を起こしたり、
イベントで供される変身お菓子も
鼻の院の手によるものである。のほほんとした研究員とは裏腹に考えようによっては、
アジドマルジドよりよほど危険な連中と言えるかもしれない。きっちりバイオハザード対策をしたうえで研究をしている…と信じたい。
もっとも、
NPCの台詞から、生命に手を加えるという
鼻の院の行為に良い印象を持たない者もいるようだ。Koton-Llatonの噂話がもし真実であるならば、戦時中生物兵器の開発も行っていたようだ。
鼻の院の研究員は
ヴァナ・ディール各地に調査に赴いているので、院に残っているのは研究員の一部にすぎない。