ワールド オブ ファイナルファンタジー

2016年10月27日にスクウェアエニックスから発売された、ファイナルファンタジーシリーズのスピンオフ作品。
ハードはPlayStation 4とPlayStation Vitaのマルチプラットホーム。プレイヤー人数1名。（オンライン対戦あり）
キャッチコピーは、「これは新しい『ファイナルファンタジー』の大きさ」。
PSストアから体験版をダウンロードすることが出来る。

プレイヤーは、時の止まった街「ナインウッズヒル」で目覚めた双子の姉弟レェンとラァンとなって、美しくデフォルメされたファイナルファンタジーシリーズの世界を旅しながら、シリーズお馴染みのモンスターたち「ミラージュ」を仲間にしつつ、失われた自分たちの記憶に秘められた過去を紐解き、大きな戦いに身を投じていく。

ボスや召喚獣含め出会ったモンスターはほぼ全て仲間にすることができ、総数は200以上。
メカのデザインにやたら力が入っており「ゴッドオメガ」なる、機動戦士ガンダムのデザイナーである大河原邦男氏がデザインしたモンスターも参戦している。

■シャントット（CV：林原めぐみ）（CV英：Candi Milo）
物語中盤頃のビサイドという海沿いの町で彼女は庵を構えている。（庵のデザインはFFXIから忠実に再現。）
ストーリー中、海底神殿に行かなければならなくなったレェンとラァンは、水中で呼吸ができない問題を解決する方法を探していた。
そこでお悩み相談受け付けますの看板を見つけた二人は、シャントット博士の庵を訪れることになる。
・・・恐ろしい目に遭った挙句に「ヘッポコくん」の烙印を押されるとも知らずに。

終始おちゃらけた雰囲気で進む本作だが、この時ばかりは命に別状があるため笑えないジョークとなっている。
その他、後日談もあるがプレイしてのお楽しみ。

ビサイドは海沿いの町と言うこともあってFFXのティーダも同じ町に住んでいる。
ティーダもシャントット博士にこき使われており、その姿はまるで初心者のヒューム♂F4の様である。
しかし、ティーダもシャントットが根は良い人だと言うことは気づいているらしく、助手のような役割と果たしている。

・「セイヴァー」としてのシャントット
『　マジックバースト！　』　必要ゲージ量1個
いつもの連邦軍師コートに、いつの間に手に入れたのかレーヴァテインを右手に登場。
いきなりアフターマスLv3なのか、フルスイング連発で核熱連携を起こした後、ヴィゾフニルで光連携のエフェクトを発生させて上空から降り立ち、いつもの高笑いと共にフレアMBを2発お見舞いするというFFXIファンならニヤリとする内容となっている。
マジックバースト！使用後は1分程度Awakeningが流れる。
☆１つ（ゲージ1/3）で使用できるためコストが安く、特にライブラで敵の耐性を調べて弱点となる魔法を打ち込むことが重要な本作において、魔法攻撃力アップの効果は使いどころが分かり易く、通常使用するプレイヤーも多いと思われる。ただしコストの見返りとして威力は控えめ。
同様の効果を持つFFVIのティナ（魔導アーマー）もいるので好みで使い分けよう。

余談だが、本作におけるシャントットは40代後半・・・らしい。
また、他の登場キャラクターがプリメロ（小人）状態で相当なデフォルメを受けている中、シャントット博士だけは見た目があまり変わっていない。作中のキャラクター辞典でもその点は触れられているが、タルタルという特別な種族ではなく、あくまで普通の人間（プリメロ）として生まれてきた設定になっているようだ。

■ミラージュ
マンドラゴラとコリガンが登場。デザインはFFXIのまま。
序盤で仲間にでき、睡眠や毒攻撃を持っているので攻撃とサポート両方に使える。
氷闇弱点を克服しており、土水に強く、開幕にリジェネがかかる光合成も回復に回すターンを減らせて便利。
コリガンは闇合成を習得でき、自分のターンが来たときのAP回復が増えるので戦いがグッと楽になる。

ヘンシンカすると状態異常の王者ともいえる「モルボル」「モルボルワースト」にそれぞれ進化する。
こちらは従来のFFシリーズを踏襲したデザインで、FFXIのそれとは異なる。

【ファイナルファンタジーシリーズ】【Shantotto】【マンドラゴラ】

WORLD OF FINALFANTASY（公式）
ワールド オブ ファイナルファンタジー（Wikipedia）