最終装備

記事名読み
さいしゅうそうび
レベルキャップの時点で実戦投入する装備のこと。

レベルキャップが75で打ち止めとなっていた時代が非常に長かったため、レベル75時点での優秀装備に使われることが多かった。Lv75キャップ時代の終焉以降、新装備の追加に伴い、最終装備も流動的となっている。

最終装備の定義
プレイヤーの数だけその「最終装備」のラインナップは存在する。

通常のRPGでいうところの「最強装備」にあたるものに近いが、何をもって最強とするかの基準が千差万別であり、全てのジャンルにおいて文句なしに最強と位置付けられる装備というのも希有であることから、「最後まで実用に堪える装備」という意味で用いられることが多い。あくまで使用者の主観に則ったもので、客観的指標における「最強」のニュアンスは薄れていると云える。
単純にステータスブーストが強い装備のみが最終装備と呼ばれるわけでもなく、他に代替の効かないプロパティを有しているものも最終装備として残される。特に顕著なのが各ジョブの性能に根差した能力を数多く有するアーティファクト系の装備である。

最終装備というものは、上記の理由などもあって各人各ジョブスロットにただ一つ、というわけではない。
有名な例を挙げればLv75キャップ時代黒魔道士にとっての胴はイギラ(ジニー)ウエスキットエラント(マハトマ)ウプランドはどちらも最終装備の候補に掲げられる一つであり、これらはシチュエーションにより「精霊魔法使用時はイギラ、ヒーリング時はエラント」などと使い分ける。人によってはここにAF2ソーサラーコート呪われた装備の一つダルマティカなども含まれるだろうし、イギトゴムレフモリガンローブも出現した。もちろんAFウィザードコートや価格の落ち着いたブラッククロークでも何か問題があるわけでもない。

この「最後まで使う装備」をどれだけこだわるかによって局所的なそのキャラの強さに差が生じ、どれだけ妥協するかによって、キャラ毎の金庫の余裕に差がうまれる。

万人が認めるほどの最終装備ともなると、最後まで使う人が多い故に中古品が競売に流れる事が少なく、最終装備であるというだけで値段が数倍まで上がる事も多い。購入すれば手放す可能性は低く、かけたギルは当分戻ってこない。より良い装備実装されて手放す場合価格は数分の1にまで暴落しているのが常。Rare Exでも同じである。「最終装備」の座にある装備には一種のブランド力がある。

それゆえ王座交代の起こるバージョンアップは悲喜こもごも。過去凋落を喫した「元・筆頭最終装備候補」に、「パンサーマスク」「癒しの杖」などがある。この盛衰もヴァナの醍醐味の一つである。

バージョンアップや新装備追加が継続的に行われる環境においては、ある意味『最終』は存在しないとも考えることもできる。
関連項目
廃人装備】【アーティファクト】【AF119】【レリック装束】【レリック装束119】【エンピリアン装束】【エンピリアン装束119
レリックウェポン最終段階】【ミシックウェポン】【エンピリアンウェポン】【エルゴンウェポン】【イオニックウェポン

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