緑のゴキブリ

記事名読み
みどりのごきぶり
ハラスメントすれすれのグレーゾーンを走り回るシーフ」の蔑称の一つ。
具体的にはダンジョンコッファーの独占を試みるシーフ(またはその集団)を指す。かつてオズトロヤ城アストラルリング入りのコッファー独占を企んだ一部シーフに由来する。

由来
緑とはシーフAFローグアタイア)を指し、ゴキブリについては「1匹見たら数十匹」の例えととんずらで他者を脇から出し抜く様を比喩したもので、フルAFシーフ(およびその集団)を指すとするのが有力。
まだオズトロヤ城コッファーの中身がアストラルリングだった頃に当地で成立したものであることから、当初は「緑のゴキブリ=オズトロヤ城内のシーフ
注釈1
冤罪を着せられたシーフもあるだろうが、一般人を巻き込むほどに多くの不届者が居たのもまた事実である。ひと括りでジョブを非難した者も、金に目がくらんで行為に走った者も猛省を求められる、教訓を多く残したエピソードである。
を指す言葉であった。
オズトロヤ城ヤグードの巣窟であり、ヤグードは視覚探知のため、シーフは仮に絡まれてもアビリティかくれる」でこれらをヘイトリセットして逃げることが可能であったことから
注釈2
しかも当時は周囲の他人をMPKの被害に晒す危険性もあった。
アストラルリング競売出品は危険を最小限に抑えつつ手っ取り早い金策として一時期隆盛となる。
やがて、度の過ぎるほどコッファーに執着する者が増え、主にAF取得目的でオズトロヤ城を訪れる赤魔道士吟遊詩人から怨嗟の声が高まる結果を招いた。シーフ自身もオズトロヤ城AFのパーツを探す必要があるが、上述のような一部の心ないシーフの所業のために、オズトロヤを訪れたシーフは全てコッファー独占にいそしむ者であるかのような言われ方もされるようになった。
その後の変遷
この問題は、海外プレーヤー流入と業者の参戦で泥沼状態となり、オズトロヤ城でのAF取得が阻害されている旨を認識した運営サイドより、2004年12月9日のバージョンアップにてオズトロヤ城コッファーの中身をアストラルリングからセーフガードリングに変更するという修正が入り、オズトロヤ城のゴキブリは駆逐された。
また、箱開けに失敗した場合に(時には長時間にわたり)衰弱状態になったり、箱がミミックに転じるといったペナルティも導入され、高レベルな狩場での箱開けがノーリスクで実施できる訳ではなくなった。
とはいえ、シーフのみが正規のカギを使わずに箱を開けることが可能な仕様自体が否定された訳ではないので、フェ・インライフベルト狙い)等において、別のAFクエストアイテムを取りに来たプレイヤーとの摩擦が生じたりする事態は今日でも見られることがある。
トリビア
緑のゴキブリは実在する。メキシコ・中央アメリカに生息するPanchlora nivea(英名:グリーンバナナローチ)がそれである。
コオロギより繁殖力がありゴキブリより嫌悪感が少ないため、爬虫類のペットのエサとして飼育してる人が多く、かなり有名である。フジテレビのトリビアの泉No.467で取り上げられていたため、一般の方への知名度もそれなりに高いかも知れない。
関連項目
シーフ】【ツーフ】【痛風】【ミミック

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