Tenzen/ネタバレ

記事名読み
てんぜん
プロマシアミッション序盤から登場し、冒険者と共にセルテウスを追いかけてきたテンゼンだが、ミッション終盤では冒険者の前に敵として立ちはだかることになる。
というのも、セルテウス冒険者を「光の器」とし、その後に死をもたらすことで、その光を母なるクリスタルに還してアル・タユの巨大クリスタルを維持しようとしていた。しかし、この方法では当然、冒険者は死ぬことになってしまう
注釈1
有体に言えば人柱、生贄である。

セルテウステンゼンの持つ、「鳳凰丸」に宿ったフェニックスの力で冒険者を蘇らせるつもりだった
注釈2
テンゼン鳳凰丸から聞こえるフェニックスの言葉でセルテウスの考えを知っていたようである。
のだが、バハムートが放ったメガフレアの直撃を防ぐため、鳳凰丸の力は使い果たされてしまった。
このため、「冒険者を殺した後に生き返らせる」ことは出来なくなってしまった。
しかし、それでもその方法を行うつもりでいたセルテウスに疑問を抱いたテンゼンは、プロマシアの復活(セルテウスの方法での)を止めるべきか、冒険者を守るべきか悩むことになる。
注釈3
冒険者を見殺しには出来ない。しかしプロマシアの復活を止めなければ世界が終わってしまう、というジレンマだろう。

結論として、彼は冒険者を殺してアル・タユの落下を食い止め、ヴァナ・ディールを守る道を選択する。

しかし、テンゼン冒険者を殺すことに失敗してしまう。そこでセルテウスは、何故冒険者の前に立ちはだかったのかを話し、テンゼンに代わって冒険者クリスタルに還そうとする。
しかし、プリッシュによる説得やナグモラーダの妨害などもあり、結局セルテウス冒険者を殺すことが出来なかった。そしてアル・タユに辿り着いた後、テンゼンは再び冒険者らと行動を共にする。
その後フ・ゾイの王宮に到達した際、ウルミアスカリーZチェブキー兄妹プロマシアの声に惑わされてしまうが、テンゼンはこれに抵抗し
注釈4
武士として鍛えられた強き精神の賜物だと思われる。まぁ結局はプロマシアの復活を目前にして強くなる声に耐えられなくなってしまうのだが…。
、正気を維持したままル・メトの園の奥まで行動を共にする。

エピローグでは、ひんがしの国侵食していた虚ろなる闇の活動が止まった、という報告を受けるのだが、その影響で残っている争乱を収めるため、すぐにひんがしの国へと帰ることになる。
このとき、どんな理由があったとしても、恩義ある身でありながら冒険者に不義なる仕打ちをした、ということに対し、頭を下げて詫びるあたり、彼の武士道精神が伺える。
そして、祖国に安寧の世をもたらすべく、全身全霊を尽くすといい、その際には冒険者に祖国を見てもらいたい
注釈5
……とりわけ桜の季節の美しさを……
と話して去っていく。

ちなみに、敵として戦う一方、味方としては一緒に戦う機会がない
注釈6
イベント上では共に戦っているようだが、プレイヤーが操作できる場面で登場することはない。
。残念だと思った方も多いのではないだろうか。

関連項目
Selh'teus/ネタバレ】【Prishe/ネタバレ】【Tenzen】【鳳凰丸】【ひんがしの国

コメント表示/書き込み コメントはありません