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THE STAR ONIONS
記事名読み
ざ・すたーおにおんず
FFXI
の
スタッフ
を中心に結成されたバンド。カタカナ表記されるときは、公式・非公式を問わず「ザ」が抜け落ちて「スターオニオンズ」とされることが多い。略して「スタオニ」と呼ばれることも。
名前の由来は
ウィンダス連邦
の
スターオニオンズ団
だが、当初は「
ゴブリン
ズ」になりかけていたところを、メンバーの反対によって現在の名前に落ち着いたらしい。
メンバーは、演奏する楽曲により柔軟に入れ替わるようだ。過去に4度のライブパフォーマンスを行っている。
過去に開催されたライブ
2004年9月
一度目は2004年9月11日に開催された「
FFXI
プロマシアの呪縛
Special Night」への出演。この
イベント
のためにバンドが結成された。
この時のメンバーは
水田直志
氏(
リーダー
、ベース担当)、関戸剛氏(ギター)
注釈1
(せきと・つよし) 『ブ
レイヴ
フェンサー
武蔵
伝』『
FFVII
アドベントチルドレン』などの音楽に携わった、元コナミ・現
スクウェア・エニックス
所属の作・編曲家。ロックバンド「
THE BLACK MAGES
」ギター担当。
、
谷岡久美
氏(ピアノ&シンセサイザー)、岩崎英則氏(シンセサイザー)
注釈2
(いわさき・ひでのり)
FFXI
ではシンセサイザーオペレートと「
Gustaberg
」「
Shadow Lord
」の編曲。また『フロント
ミッション
』シリーズ(4、5、
オンライン
)や『
ファイナルファンタジー
・
クリスタル
クロニクル
クリスタル
ベアラー』で作・編曲担当。
。
曲目は、「
Prelude
(谷岡氏
ソロ
)」「
Gustaberg
」「
Ronfaure
」「
The Federation of Windurst
」「
The Sanctuary of Zi'Tah
」、アンコール「
Ru'Lude Gardens
(谷岡氏
ソロ
)」。
ドラマーが居ない
編成
であり、ギターのストロークを工夫するなどの手段で、独特の音楽を作り出していた。このうち「
Gustaberg
」は、「
プロマシアの呪縛
オリジナル・サウンドトラック」にボーナストラックとして収録されている。
2005年8月
二度目は2005年8月27日に開催された「
FFXI
サマーカーニバル
2005」に出演し、最後を飾った。
この時のメンバーは
水田直志
氏(
リーダー
、ベース担当)、関戸剛氏(ギター)、
谷岡久美
氏(ピアノ&シンセサイザー)、甲田雅人氏(シンセサイザー)
注釈3
(こうだ・まさと) カプコンに
水田直志
氏と同期入社し、現在は独立してフリーの作・編曲家。『デビル メイ クライ(2まで)』『
モンスター
ハンター
』や『ワイルドアームズ(4以降)』シリーズなどの楽曲を手がけている。
、
Michael-Christopher Koji Fox
氏(ドラム)。
曲目は、「
Yuhtunga Jungle
」「
Rolanberry Fields
」「
Mog House
」「
Awakening
」、アンコール「
Selbina
」。
「
Awakening
」のみ、
ゲスト
メンバーとして羽入田新氏
注釈4
(はにゅうだ・あらた)
FF11
宣伝プロデューサー。ロックバンド「
THE BLACK MAGES
」ドラム担当。
がドラムで参加し、この曲では
マイケル
はエレキドラムを担当。
また、このうち、「
Rolanberry Fields
」「
Mog House
」については後述のアルバムCDとほぼ同じアレンジになっているが、その他の演奏曲はこのライブのための新アレンジである。一度目のライブや、アルバムCDの収録曲に比べて、ロック色の強い楽曲が多くなっている。
2006年3月
三度目は、「
FINAL FANTASY XI Fan Festival
2006」の最終日、2006年3月11日。初の海外公演となった。
メンバーは、
ゲスト
の羽入田氏も含め、「
FFXI
サマーカーニバル
2005」時と同様。
曲目は、「
Yuhtunga Jungle
」「
Rolanberry Fields
」「
The Forgotten City - Tavnazian Safehold
」「
Mog House
」「
Awakening
」、アンコール「
Vana'diel March
」「
Selbina
」。
このうち、「Tavnazian Safehold」「
Vana'diel March
」は、後述のアルバムCDと同じく谷岡氏のピアノ
ソロ
であり、残りの5曲は「
サマーカーニバル
2005」時と同じアレンジであった。
2007年5月(番外)
「
SQUARE ENIX PARTY
2007」では、バンドとしての出演はなかったが、
FFXI
ステージでは5周年を記念して
植松伸夫
・
水田直志
・
谷岡久美
の三氏が
FFXI
での作曲活動を
振り
返り、さらに谷岡氏がピアノ
ソロ
で
FFXI
の音楽を演奏した。
演奏曲目は以下の通り。
5月12日「
Ronfaure
」「
Awakening
」「
Vana'diel March
」
5月13日「
Ronfaure
」「
Awakening
」「
The Sanctuary of Zi'Tah
」
2007年11月
バンドとしては一年半ぶりの登場となった四度目は、2007年11月3日に開催された「
FFXI
アルタナ祭りin大阪
」の最後を飾った。
メンバーは
水田直志
氏(
リーダー
、ベース担当)、関戸剛氏(ギター)、
谷岡久美
氏(ピアノ&シンセサイザー)、岩崎英則氏(シンセサイザー)、
Michael-Christopher Koji Fox
氏(ドラム)。
曲目は、「
Bustle of the Capital
」「
Choc-a-bye Baby
(
チョコボ
の子守うた)」「
Distant Worlds
」「『
アルタナの神兵
』
フィールド
曲(
過去世界
の
ロンフォール
)」「
Awakening
」「
Fighters of the Crystal
」、アンコール「
The Grand Duchy of Jeuno
」。
このうち、「
Distant Worlds
」「『
アルタナの神兵
』
フィールド
曲」「
Awakening
」は谷岡氏のピアノ
ソロ
であった。また、「
SQUARE ENIX PARTY
2007」で演奏された「
Awakening
」を除き、他の6曲はこのライブのため新たにアレンジされた楽曲であった。
2007年11月(番外)
アメリカ・アナハイムで2007年11月16日~17日にかけて催された「
FFXI
Fan Festival 2007
」では、バンドとしての出演はなく、「
アルタナ祭り
」での演奏曲のうち、
谷岡久美
氏のピアノ
ソロ
による「
Distant Worlds
」「『
アルタナの神兵
』
フィールド
曲」「
Awakening
」のみが演奏された。
関戸氏・岩崎氏はそれぞれ多忙のため
イベント
には出演せず、水田氏はトークのみの出演、
マイケル
は通訳などを務めた。
また、「
THE STAR ONIONS
」の代わりという位置づけなのか、様々なゲーム音楽を演奏している7人組のロックバンド「THE
SM
ASH BROTHERS」によって、「
Vana'diel March
」「
Battle in the Dungeon
#2」「
Norg
」「Fifth Ode: A Time for Prayer」「
Selbina
」「
Airship
」「
Ronfaure
」「
Battle Theme
」の演奏も披露された。
CD
現在までに2枚のアルバムが発売されている。
-
THE STAR ONIONS
,
FINAL FANTASY XI
- Music from the Other Side of
Vana'diel
2005年8月24日発売、
FFXI
の
BGM
をアレンジしたCD。発売元はSQUARE ENIX。定価2500円。
シリーズ作曲者である
水田直志
氏率いる「スターオニオンズ」が奏でる選りすぐりの10曲である。
FFXI
初のアレンジCDという事もあり一部に大きな期待を寄せられていた。
【曲目】
Vana'diel March
Metalworks
Rolanberry Fields
Kazham
The Forgotten City - Tavnazian Safehold
Mog House
The Sanctuary of Zi'Tah
Awakening
Selbina
Blessed in Her Glorious Light -
The Grand Duchy of Jeuno
-
全体としてはややゆっくりとした曲が多いが、
Kazham
などのノリのいい曲も入っているため
FFXI
を知る者ならば楽しめるはず。
全体を通して聞いていると
Awakening
が毛色が違うためやや浮いた感じがするが、
闇王
戦や
デュナミス-ザルカバード
でも流れた激しいテンポはそのままなので当時の戦いを再び思い起こせる。
また、唯一のボーカル曲Blessed in Her Glorious Light -
The Grand Duchy of Jeuno
-はソウル調の女性ボーカルにより、お馴染みの
ジュノ
のテーマのイメージが一変することは間違いない。
FFXI
の音楽が好きな
プレイヤー
にとっては、財布が許せば、購入する価値がある一枚との評価が多い。
【
スタッフ
】
プロデュース:
水田直志
作曲:
水田直志
(1,3~7,9,10)、
谷岡久美
(2,8)
アレンジ:
水田直志
(2~5,9)、
谷岡久美
(1,6)、甲田雅人(7,8,10)
作詞:
Michael-Christopher Koji Fox
(10)
Acoustic Piano:
谷岡久美
(1,5,6)
Soprano Sax, Alto Sax: 小池修(2~4)
E.Guitar: 関戸剛(3,4,6,9)
Bass:
水田直志
(3,4,6)
Drums: 村上広樹(4,6,10)
Vocal: Aundrea Hopkins(10)
Chorus: Aundrea Hopkins(10), Carol Gadsden(10)
-Sanctuary /
THE STAR ONIONS
2009年5月20日発売、前作に続く待望のセカンドアルバム。発売元はSQUARE ENIX。定価3000円。
前作の発売から4年近くが経ち、
FFXI
の楽曲数も増えたためか、選曲はオリジナル及び全ての
拡張ディスク
から行われている。
【曲目】
Voyager
Flowers on the Battlefield
Xarcabard
Fighters of the Crystal
Faded Memories - Promyvion
Mhaura
Gustaberg
Rapid Onslaught -Assault-
Distant Worlds
Griffons Never Die
Wings of the Goddess
Ru'Lude Gardens
-Star Onions Version-
2007年3月28日に発売された「
FINAL FANTASY XI Original Soundtrack PREMIUM BOX
」の特典ディスクである未収録楽曲集「Unreleased Tracks」に、ゲーム内では未使用の「
Ru'Lude Gardens
-Star Onions Version-」という曲が収録されている。上述のアルバムCDの流れを汲んだ新作アレンジではあるが、バンド形式ではなく
水田直志
氏が単独でアレンジとマニピュレートを手がけたようである。
外部
リンク
THE STAR ONIONS 公式サイト
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