武蔵

ヴォイドウォーカーのBismarck戦において、「マナクリッパーに乗ってプルゴノルゴ島に遅れてやってくる」者や行為を指す用語。
転じて、ヴォイドウォッチのツアーにおいて集合に遅刻する、または対象のエリアへの転送が不可能な状態で参加・転送を使わずに移動する行為全般を指すこともある。
また、最近はメナスインスペクターにおいて、最寄りのウェイポイントが開通していない者に対しても使われている。

元ネタとして有名なのはネトゲ実況板【VW】ヴォイドウォッチ攻略スレ 44の43の書き込み。

巌流島で宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われた際、武蔵が決闘の時間に遅れて舟でやってきた……という逸話を、上記の不届き者に見立てたネタである。

Bismarckの場合、対象エリアのビビキー湾（プルゴノルゴ島）へは移動手段が限られており、Atmacite Refinerによる転送、または水着のエンチャント効果が使えない場合、マナクリッパーで移動するしかない。
しかし、マナクリッパーの発着スケジュールを見ても分かるように、時刻によっては出航までの待ち時間が非常に長くなることがある。結果大幅に遅刻することも珍しくなく、その間待たされる他の参加メンバーにとって非常に迷惑になる。

武蔵行為の起こる原因は前述した通り、ヴォイドウォッチに関するクエストや、それに要するヴォイドウォーカーの討伐が完了しておらず、結果Atmacite Refinerによる転送が不可能なことが大半と考えられる。他には転送に要する1000クルオをケチったりという理由も考えられるが、いずれにせよ他のメンバーを待たせる言い訳にはなり得ない。

もちろん、エリアやPlanar Riftの位置によっては常にクルオによる転送を使う必要はないのだが、転送の方が明らかに早く到着できるエリアでは、それが使えないことは時間的損失に繋がる。プルゴノルゴ島はそれが最も極端なケースであったが故に、このようなネタが誕生したといえる。

この行為がネタになった最大の原因は「過去のマナクリッパーの不便さ」が未だにプレイヤーの意識に根強く残っている所為でもあり、実は最近では便数の増加・時間短縮により、以前よりかはいくらかマシにはなっている。とはいえ15分～30分前後という短くない時間がかかり、当然ではあるが可能な限り人は待たせない方が良いのは事実なので気をつけよう。

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宮本武蔵-巌流島（Wikipedia）