モンスターを「
調べる」ことで表示される相対評価の一つ。
「
とても強そうだ」よりも一層強いことを示す言葉。通称「
とてとて」もしくは「とて2」、または「とてて」とも。
この強さの表示が導入された当初は、「狩ることはほとんど無理」という意味合いが込められていたふしがあるが、
レベリングが盛んに行われていた頃は、多くのレベル帯では狩りの中心的な対象だった。何故、狩るのかというと
経験値が140以上、うまく
チェーンボーナスと絡めると200オーバーの
経験値を獲得できるからである。
ただし、獲物が潤沢にいさえすれば「とても強い」クラスの敵をハイペースで狩ることでも
経験値稼ぎはできたため、美味しい獲物をできるだけ多くの
プレイヤーで共有するという意義もあったと言えるだろう
強めの
パーティで混雑している
狩場に来ると、獲物がすぐに狩りつくされて
時給が落ちてしまうため、「とて」が混じり始めたら
パーティを
解散するか、1
ランク上の
狩場に移るという光景も当時はよく見られた。
。
ちなみに、相対的な強さ表記の最高
ランクであるため、自レベルの10上だろうが50上だろうが、調べた時の評価は「
とてとて」である。
モンスター情報サイトが充実し、事前に
モンスターの情報を調べられるようになってからは、極端に
格上の敵を避けることも容易になったが、初期はまだ情報が少なかったこともあり、レベルが30上40上ある相手に手を出してしまった者もいたと思われる。そのため、明らかに狩りに適さない敵と対峙することを防ぐため、強さ表示に加えて、
回避率・
防御力表示にも着目するのが一般的。
前衛アタッカーから見て「
とてもとても強そうだ。
攻撃の
回避率、
防御力、共に高い
モンスターだ。」(通称「
とてとて++」もしくは「とて2
++」)と表示される
モンスターは、6人
パーティでは撃破に苦しむ可能性があり、相手の
レベル帯がわかっている場合以外は
ウカツに手出しをする相手ではない。
なお、海外
プレイヤーは、
ITまたは
INCと略すことが多い。
あるいは「狩りの対象として周知されているのに『信じがたい(incredibly)』と言うのはおかしい」と感じる者が"VVT(Very Very Tough)"と表記することもある。文字通り「
とてもとても強い」である。