人間/ネタバレ(にんげん/ネタバレ)
ヴァナ・ディールにおける人間とは5種族の総称であり、女神アルタナの涙より生まれた存在だと方々で言われている*1エルヴァーンを始めとする多くの人々はこのアルタナを創造主として崇め、称えている*2

だが実は、神々の時代に女神アルタナが、虚ろなる闇により完全なる死を迎えた男神プロマシアの復活のために、死した男神クリスタルの輝きを分け与え、さらに完全なる死を呼び起こす「虚ろなる闇」を分散させる器として作ったのが人間である。つまり、人間とは分かたれたプロマシアとも言うべき存在であり、女神アルタナとの直接的な繋がりは無い。しかし人々には心の闇に潰されないよう、女神の流した涙が流れている。

つまり、人間は広い意味では5種族だけではなく古代人(ジラート人クリュー人)も含んでいる。現在の人間*3はメルト・ブローを生き残った古代人が心の闇の影響で徐々に変化して5つに分化したもので、現在アルタナ信仰で伝えられるように古代人と別のルーツを持つわけではない。

これら人間には本能的に(結果として)プロマシア復活と死へと動こうとする行動ルーチンのようなものが組み込まれており、そうと理解せずとも、多くの人々がプロマシアの復活と死に向けて動いている。
その一つが5種族が抱える心の闇であり、虚ろである。これは男神プロマシアの意思、引いては心の闇を抱えたまま生きるのを終わらせたいと願う意思である。

後の古代ジラートの民は、楽園のヴィジョンを見たがために神の扉を開くべく動き出す。そのためにクリスタルの力を一つにしようとしていた。このことは「神の扉」計画として語られている。
この計画は神都アル・タユで成功*4しており、そこで内に秘める男神プロマシアとしての記憶を呼び起こし、人々は限定的なプロマシアプロマシアの「器」)として復活を遂げた。

プロマシアの呪縛ではこれに加え、プリッシュも「世界の終わりに来る者」として生れ落ちる事を運命付けられていたが、偶然、内なる虚ろ別の形へと変化させた事でそうではなくなる。
に於いてはこのプロマシアの器と対戦する事になる。
*1
なお、とあるヤグードが「自分から見ればそちらこそ獣人である」という旨の台詞を吐く。あくまで推測に過ぎないが、そこから人間獣人という対比は絶対的なものというよりは、"自分たち"と"相手"をそれぞれ指していう言葉であり、獣人側の感覚からすると逆転しているのかもしれないという考えもできる。
*2
タルタルは生まれ変わりという星の神子を崇めている。
*3
カムラナートは「現生種」と呼んでいる。
*4
ただしクリュー人の反乱によって引き起こされたメルト・ブローの影響により完全な成功には至らなかった。
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