絡まれマラソン

記事名読み
からまれまらそん
アクティブな敵に敵対行動を取らずに、絡まれることによって自分を追いかけさせる手法でマラソンを行うこと。

『敵対行動を取らずにマラソンを行えばマラソン役は敵のヘイトリストに載らないため、他者がケアルなどの支援行動を行ってもやはりヘイトリストに載らない。そのため最初に絡まれたマラソン役以外へはタゲが移らない』…という現象を利用することで、タゲが絶対にふらつかない安定したマラソンを行うことができる。
マラソン対象が複数である場合や、外部からの厚い支援無しには生存が困難なケースで特に効果を発揮する。プロMの「誓いの雄叫び」や「畏れよ、我を」(マメット戦)などで活用されたことで有名である。

誰か一人でもヘイトリストに乗るような行動を行うと破綻するため戦術の徹底が必要不可欠。直接的な敵対行動はもちろん、敵の感知範囲でパーティアライアンスメンバーがヒーリングすることによってもヘイトリストに載ってしまうので要注意である。

敵がアクティブ属性を持たない場合でも応用は効く。
例えば敵集団の中の一匹(仮にAとする)を遠隔など低ヘイト行動で釣り、他の敵をリンクさせる。味方はAを挑発など高ヘイト行動で抜いて戦闘マラソン役はリンクした敵を連れて走る。この場合A以外の敵は絡まれマラソンと同じくヘイトリストが空のため、マラソン役を外部から支援してもタゲが動くことはない。この方法を「絡まれマラソン」と呼ぶことはあまり無いが、戦術的には同じである。むしろ絡まれ釣りでの開幕に比べて遠距離から開始できるため一層安全である。よってアクティブ属性を持つ敵であってもこちらの方法の方が効果的である。
注意点として、最初の釣りにはファーストタッチヘイトが付くため、仲間が抜く時にはそれを加味して十分なヘイト行動を取る必要がある。

いずれにせよ、その戦法上マラソン対象の敵は常に黄色ネームで引きずることになるため、他者から取られる可能性を排除できない。黄色ネームは誰のものでもないので、取られたくないのであれば絡まれマラソンの利点を放棄してでも明示的に釣って赤ネームにしなければならない。目的に応じて選択してほしい。

なお、BF等では特殊なヘイトシステムが採用されていることもあるため、必ずしも通常フィールドの常識が通じるとは限らない。今後を含めて過信せず試行や情報収集を怠らないようにしたい。

やっても大丈夫なこと
やってはいけないこと

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