デモンスライサー

記事名読み
でもんすらいさー/Demonslicer
両手鎌の一つ。

ズヴァール城外郭に出現するデーモン族NMGrand Duke Batym」が稀にドロップする。

売却標準価格は10,900ギル

デモンスライサー
解説
Lv60キャップ時最強の両手鎌と称される武器BFNMがなく、当然ヴァサーゴサイズも存在しなかった頃、両手鎌最強の威力を誇り、当時唯一の漆黒の大鎌とも言うべき特殊なグラフィックであったことから暗黒騎士、当時の戦士も含めて憧れの武器であった
注釈1
今ではヴァサーゴサイズを始め、デスサイズア・ルートランスなどが同グラフィックとして存在する。


見た目にそぐわずザグナル類に属し、同レベル帯のサイズ類に比べるとD値は若干劣っている
注釈2
それでもD/隔を見ればヴァサーゴサイズ以上の数字にはなる。
D値の違いは4回攻撃WSギロティン」の威力に大きく関ってくるため、ザグナル類・サイズ類どちらも装備できる暗黒騎士サイズ類を好む傾向にある。サイズ類ではLv49から装備できるバーバリアンサイズ76でD値を上回り、他に+25のボーナスも付くことから、当たれば大ダメージが見込めた。そのため、見た目と命中-5のペナルティに目をつぶれば肩を並べられるだけの性能があるとされ、ヴァサーゴサイズが出現するまではデモンスライサーバーバリアンサイズの最強論争は尽きることがなかった。

両手鎌の最高峰として一時代を築いたデモンスライサーだが、レベルキャップの上昇により最終装備としてのアドバンテージが失われたことや、競合品となるボーンサイズヴァサーゴサイズ実装両手剣の台頭など暗黒騎士自身を取り巻く環境の変化といった諸々の事情により今ではすっかりと大人しくなったようである。
NM争奪戦
今でこそ21~24時間間隔ポップ
注釈3
2013年11月5日のバージョンアップで更に緩和されている可能性もある。要確認。
の「Grand Duke Batym」も当時は3日ポップという厳しい条件であった。

プレイヤー達は次に出現する時間を計算し、当日になると続々とズヴァール城に集結。そしてライバル達よりも早くNMが現れる場所の確保に躍起になっていた。なぜならLv60キャップの当時、高台にいるデーモンとてもとても強くフルアラでもかなり苦戦を強いられたほどの強さで、倒しながら待機などという現在のような手法が困難だった。そして高台への通路は1団体が待機できる程度のスペースしかない。そこを取られると高台を降りた下の通路で待機することになり、アーリマン二体を毎回掃除しなければならない上に、NMが手の届かない位置に出現した場合は釣ることさえも出来ず圧倒的に不利だったのだ。

周囲のデーモンでさえ苦戦を強いられるのに、NMはそれ以上に強く硬いため全滅するのも珍しくなかった。そのため片手剣スピリッツウィズインが使えるジョブは弱いモンスターTPを貯めてNMにぶつけ倒す戦法が主流だった。倒したときはこれがHNMと思っていたぐらいである。討伐に成功し見事デモンスライサードロップしたときの喜びは格別だった。そしてデモンスライサーを手に入れた者は狩場や街などあらゆる場所で注目の的だったという。

しかし当時の競売価格で100万以上の値が付くような高級品であったため、哀しきかな、装備できるジョブ以外の人もロット権を主張し喧嘩にまで発展したこともあったようである。当時の100万と現在の100万は価値が全く異なり、7桁に及ぶ取引はHNMドロップ品に限られていた。
関連項目
ヴァサーゴサイズ】【バーバリアンサイズ
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