ヴァルハラ/ネタバレ

記事名読み
う゛ぁるはらねたばれ
ヴァナ・ディールの伝承では、異世界としてのヴァルハラ現実世界の伝承にかなり近い姿で描かれている。この伝承がどこまで真実かは不明だが、オーディンの眷属であるスコクル・ウンドルボルン曰く「オーディン眼鏡に適ったツワモノは皆、ヴァルハラに来るのが定め」とのことから、オーディンが命を落とした強者の魂を母なるクリスタルに還る前にヴァルハラに招き、新たな住人としているのは確からしい。

後述するように、ヴァルハラは魂が循環せずに滞留する場所なので、オーディンにとって強者の魂を集めて手元に置いておくには都合の良い場所だったのだと思われる。

また、ガルカオーディンに特別扱いされており、死期が近づくとヴァルハラヘルガフイェルの山転生するという形で、母なるクリスタルの魂の循環とは異なった理で生まれ変わる

蝕世のエンブリオでは、招かれた亡者の一人であるガラズホレイズカオス蝕世の卵を見つけて孵したことから、ヴァルハラヴァナ・ディールを巻き込んだ戦いへと発展していく過程が描かれている。
その起源
冥界ヴァルハラの起源は、蝕世のエンブリオ蝕世の霊獣カオス」にて明らかになった。それによると、その起源は霊獣カオスアストラル界から純粋なクリスタルの力を吸い出したことで生じた「よどみ」にまで遡る。

ヴァナ・ディールには、死んだものは母なるクリスタルに還り、新たな生命として生まれて再び母なるクリスタルに還るという命の循環の理が存在するが、カオスの影響でこの理が乱され、世界の片隅に命が行きついては出られなくなる「よどみ」のような場所が生じた。これがヴァルハラの元となる世界である。

獣人たちとの戦いで傷ついたカオスはこの「よどみ」に逃げ込んだが、オーディンに追い詰められ、奥義を食らった際に巨大な蝕世の卵を生み出してその中に閉じこもった。この卵はオーディンの力を以てしても破壊できなかったため、その世界のヘルガフイェルの山に封じられることになった。

オーディンはその後、よどみの地を「ヴァルハラ」と名付けて支配することになる。その目的は明確には語られていないが、強者の魂を集めたり、蝕世の卵を監視するのに都合が良かったからではないかと思われる。
関連項目
ヴァルハラ(世界)】【Odin】【Odin/ネタバレ】【カオス】【カオス/ネタバレ】【転生】【転生/ネタバレ】【ヘルガフイェルの山

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