Balamor/ネタバレ

記事名読み
ばらもあ
アドゥリンミッション星唄ミッションが完結した現在でも、バラモアの正体に関しては未だ謎が多い。

三魔君の中では唯一、テオドールタルタロスで屈服させた魔物ではない。テオドールバラモアタルタロス魔物の1体であると推測していたが、星唄ミッション論客バラモア」でバラモア自身はタルタロスと「ボクの故郷」を言い分けるなど、含みを持たせた表現をしている。

ハデスの施した「冥王の聖痕」を自らの意思で引きはがすだけでなく、別の対象に張り替えるなどただならぬ力を持つ描写がされていたが、星唄ミッションにおいては

など、大いなるものに近い存在であることが推測できる。

更に世界を自在に渡り歩くという特殊な能力を持っている。
いくつもの異界を行き来してきた冒険者でも、禁断の口など、既にどこかと繋がっているゲートを利用することでしか他の世界には移動できなかった。ヴァナ・ディールにおいて独力で次元のを開くことができるのは他にはシャントットしか存在しない。

一方で、原初のクリスタルに近い「時の力」を制御することはできず、自らも意図しないところで自分のフェイスを作られるなどヴァナ・ディールという枠組みにおいては、クリスタルアルタナにいくらか行動を制限されているようである。
アドゥリンにおける暗躍
スカームと呼ばれる世界を作ったのはバラモアであることから、少なくとも30年以上前から活動していた模様
注釈1
具体的な時代を推測する材料としては、クエスト幻世の渇愛」や【Palomel/ネタバレ】項を参照

また、はっきりとした描写はないものの、クエスト栄えある称号は」には、バラモアと同様の口調で喋り、クルエルジョークを使用するアーリマンが登場する。
もしこのアーリマンバラモアと関わりのあるものならば、ピュラクモンを騙るエクソシストが生きていた時代から活動していた可能性が高い。

離反したテオドールの代わりに不死君に任命されたのが何時かは定かではないが、テオドールバラモアの存在を知らないことから、ハデスが封印された後、再び目覚めた数年以内の出来事と思われる。
バラモアの性格的にはハデスの復活を察知し、自ら売り込みに行ったという線も十分に予想される。

ハデスが再び封印された後は、ラ・カザナル宮にてMalobraを名乗り、冒険者シニスターレインへと誘う。
星唄ミッションでの活躍(?)
第2章「石の見せる夢」にて、闇の力を持つ大いなるもの達と共に無の使者の夢の中に呼び集められたことで、無の使者の存在に興味を抱き物語に介入するようになる。
セルテウスタルタロスを含む異世界からクリスタルの力を少しずつ取り出したことへの意趣返しとして、無の使者の力を利用して新たなクリスタルを創るためのアストラルの力を奪い、自分好みの新たな世界を作り出そうとしていた。
また、自身は無の使者に取り込まれることで、暗闇の雲に飲まれた後の世界でも生き永らえようとしていたようである。

世界を無の使者に売り渡すようなその行いはセルテウスの激しい怒りを買い、一度は無の渦の彼方に追放されたように見えたが、元々世界を行き来する能力を持っているため、程なくしてヴァナ・ディールに帰還する。

再会した冒険者から勾玉の力を奪い取るも、それが自らの手に余るものだと分かると(覇王のオーブと引き換えとはいえ)何もせずにそのまま返還している。また、オーブに遺されていた「暗闇の雲」に関する情報を冒険者に授けた。

アドゥリンミッションと同様、神出鬼没に現れては軽薄な言動で状況を引っ掻き回すトリックスター的な立ち回りを演じた。
基本的には敵役であるのだが、星唄ミッション面汚し」においてバラモアフェイスを入手することとなる。
冒険者アドゥリンミッション後にも、シニスターレインなどである程度は友好的な関係を築いていることから、「腐れ縁的な悪友」としての情や絆が生まれていたのかもしれない。
あるいは冒険者星唄ミッションを解決していくにあたって、バラモアの存在や彼の持つ知識が必要になるため、女神アルタナが何らかの介入を行った結果なのかも知れない。バラモアは「論客バラモア」の中で「彼女が君に任せろって言ってるのかなあ?」と推察している
注釈2
なお、星唄ミッションで自動的に手に入るは、必要な出会いが果たされることで醴泉神社の勾玉が生成している。

余談
なお、没となったネタではオメガと合体した形態も構想されていた
関連項目
Balamor

コメント表示/書き込み コメントはありません