Palomel/ネタバレ

本項ではクエスト「幻世の渇愛」で明らかにされるPalomelの過去について解説する。

まず、Palomelの両親はスカーム担当NPCのLolaとOstonである。ただし、LolaとOstonは子供がいたことを覚えていない。それには以下のような経緯があった。

およそ26～30年前、LolaとOstonは破竹の勢いでスカームをクリアしていたが、バラモアの連れてきたPalomelをかばってOstonは重傷を負うことになる。

バラモアはOstonを助ける代わりに2つの未来、即ち今もっとも大切な未来（＝今いる子供であるPalomel）と、来るべき尊い未来（＝これから生まれるはずのLorissa）を奪おうとしたが、Lolaの必死の訴えを見てPalomelに関する記憶を全て消すことにした。そのため、LolaとOstonはPalomelを失ったことすら分からなくなってしまった。

その場にいたLola、Oston、Palomelだけでなく、冒険者も東アドゥリンに移動するときにヨルシア森林で手に入れた情報を記憶ごと失っていることから、他のアドゥリンの人々にもこの忘却の効力は及んでいるのだと思われる。

同様に記憶を失って所在無げにしているPalomelは「パラメータが微妙に低い」という理由でバラモアにその場に置き去りにされ、後にハーバートン家の捜索隊に保護されて現在に至っている。一方、生まれるはずだった子供はバラモアに連れて行かれ、冒険者は現代でLorissaとして遭遇する機会がある。

LorissaとPalomelはフェイスタイプが同じだが、これは偶然ではなく、2人が姉妹だからである。

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