サブターゲット

記事名読み
さぶたーげっと/Sub Target
メインターゲット(金色のカーソルで指しているターゲット)とは別に、魔法アビリティを選択した際に表示される青色/赤色/黄色の矢印の事。

従来は青色のみだったが、2013年7月9日のバージョンアップで、色違いによる表示となった。

以下のstから始まる代名詞を用いる事で、「サブターゲットを指定した相手に」マクロに記された行動を取るといった使い方も可能。
また、代名詞<lastst>で、最後に選択したサブターゲットを参照することも可能。

代名詞適用される対象
<st>全てのPCNPC
<stpc>全てのPC
<stnpc>全てのNPC
<stpt>全てのPTメンバー・フェロー
<stal>全てのアライアンスメンバー・フェロー

とくに<stnpc>は、乱戦状態のときに使い勝手が良い。
放置しておくと危険な敵に対して(ペット召喚獣)など、迅速に対処することができる。
戦闘中にターゲットを変更せずに任意の対象にマクロから魔法等を使用できるようになるので、行動の幅や即応性の向上につながることだろう。

これらの実装前はマクロの使用対象がメインターゲット<t>か自分<me>、特定のパーティメンバー<p0>~<p5>など予め使用先を限定した使い方しかできず、そのためにオートアタック中はマクロを用いた回復行動が非効率的(全ての行動にp0~p5のそれぞれのマクロを作る必要があったなど)であった。
マクロへのサブターゲット使用が可能になった事で、マクロに組み込む行動が大幅に拡がり、またTPOに応じた表現も可能となっていった。

例)「/ja 挑発 <stnpc>」→「/p リンクした<lastst>さんを、引き付けておきます!」
※通常の挑発は<t>で行い、add時などメインターゲット以外に挑発が必要な場合にこちらを使えばパーティメンバーに異状があった事を知らせる事ができる。
知識
アイドル戦士ミュモル★ヒロインショーのように、2つの異なるNPCにそれぞれアクションをしたい場合、ターゲット切り替えずともマクロを実行することもできる。
  1. NPC1を1度サブターゲットで選択する
  2. NPC2をターゲットする

しかる後に、マクロ1の代名詞を<lastst>に、マクロ2の代名詞を<t>にして実行すれば、ターゲットを固定したままそれぞれにアクションが可能となる。

また、Bonanza Moogleのようにアイテムトレードするとターゲットが外れてしまうタイプのNPCは、
とするよりも、1度サブターゲットで選択してから
/item アイテム名 <lastst>
とする方が連打ができて楽である。

また戦闘不能時には通常のターゲットカーソルは出せないが、サブターゲットなら出すことができるので、「/ta <st>」とコマンドを打って敵などをタゲることで、戦闘不能状態でもある程度戦況を把握することができる。

またサブターゲットの派生形として、ターゲットカーソルの位置を動かして何もないところを指定できるグラウンドターゲットというシステムもある(これに対応しているのはジオ風水魔法のみ)。
関連項目
マクロ】【テキストコマンド】【ターゲット】【グラウンドターゲット

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