商務省

バストゥーク共和国における国家機関の1つ。

バストゥークの4つの省庁（鉱務省、工務省、商務省、軍務省）の1つであり、外交や経済政策を担っている。

独自の軍事組織を持っておらず、4つの省庁の中では冒険者にとってなじみの薄い組織だが、大使館職員や領事などが外務庁に属しており、ミッションを進めるときにその一端に触れることがある。

• 外務庁
  
• 収税管理局
  
• 財務管理局
  
• 船舶管理局
  
• 貿易監視局
  
• 港湾管理局
  

設立は527年で、初代大臣はダレル。
設立直後にガルカとヒュームの間で異なっていた通貨を新通貨バインに統合し、翌年には造幣局を設置するなど、通貨管理を主目的に創設されたことがうかがえる。

当時のバストゥークは紙幣ではなく金貨などを鋳造していたが、粗悪品も出回っており、貨幣や輸出宝石の品質管理を徹底するために商務省の指示で彫金ギルドが設立されている。

後に800年に通貨を紙幣に変更、さらに868年のギルへの通貨統合を経て造幣局としての役割を終えている。

また、外交政策は元々外務省の管轄だったが、811年の省庁統合により商務省に吸収され、現在に至る。

【バストゥーク共和国】