レールキャノン、もしくはレールガンは物体を電磁誘導により加速して撃ち出す装置。磁場中に置いた物体に電流を流したときに発生する力を利用して加速を行う。
SF作品などではメジャーなガジェットであり(ガンダムのビーム兵器などと違って)充分実現の可能性がある兵器だが、現実には摩擦や電気抵抗、莫大な電力など様々な課題があり、非常に実用化が困難なことでも知られている。
弾体の速度に火薬の燃焼速度からくる上限が無いなど、従来型の大砲と比べていくつものメリットがあり、米海軍が実証実験を進めている。
なお、宇宙における物資の輸送などにも応用が期待されており、この技術の用途が必ずしも兵器とは限らない。