フル

いっぱいの、最大の、という意味の形容詞。FFXIにおいては、以下のような意味・用法が存在する。

• 最大人数
  一般的にはフルアライアンス(パーティ数3つ、最大18人)、フルパーティ(6人)など。この他、バトルフィールドや各種コンテンツでは最大人数が別に設定されていることもある。【人数制限】を参照。
  
• フルヒット
  乱れ撃ちや多段WSにおいて、攻撃の全てが命中すること。
  最大ダメージを求めるときや次にWSが撃てるようになるまでの振り数計算などで、考察を単純化するためにこれを想定する場合がある。
  
• フルレジスト
  レジストの段階を示す。魔法ダメージにおいては1/8に低減されたこと。フルレジ。
  逆に、レジストされずに最大限の効果が発揮された状態を指して「フルで入った」などと表現する場合もある。
  
• フルドロップ
  NMなどから戦利品が全てドロップすること。目当ての素材など、特定のアイテムが最大数ドロップした場合などにもこのように表現されることがある。
  
• フル○○（装備一式の名称）
  グラフィックに反映される5箇所のスロットをすべて同じ装備一式で固めること。またはそのようにしたプレイヤーのこと。後述する。
  

装備一式のフル装備は、グラフィックに反映される5箇所を同一のシリーズで揃えることにより外見上の統一感が取れているため、性能よりも見た目を優先したおしゃれ着として選択されることが多い。
各ジョブのアーティファクト装備は、そのジョブの表看板ともいえるため、フルセットで装備するプレイヤーは多くいた。利便性の点からも、もっとも早く装備品保管サービスの対象になっていたということもあってよく利用されていた。
レリック防具ともなれば性能の点でも優秀と言え、なおかつデュナミスコンテンツを水準以上に踏破した証でもあるため、それを誇示する目的でもフル装備する意味がある。
コンテンツ制覇の意味合いで言えば、アサルト「ナイズル島踏査指令」やサルベージコンテンツの報酬装備品も（その当時の）トップクラスの性能とあいまって、十分に意義があった。以後もエンピリアン装束のように、装備一式が用意されたコンテンツはそれらを揃えることがプレイヤーにとっての目標となりえるだろう。

また、コンビネーション効果を備えた装備は一式で装備する合理的理由があると言える。しかし必ずしも最適の装備とは言えないこともあって、それを手抜きと非難するケースもある。

主な用法はフルAF、フルシック（シックチェーンメイル）、フルアスカル（アスカル装束）、フル薄（薄金鎧冑）、フルペルル（ペルルオーベール）など。

【装備一式】