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ウィンダス
Lungo-Nango
記事名読み
るんごなんご
歴史上の人物で、
ウィンダス連邦
の英雄の一人。
生没年:
天晶暦
342~376
魔法の時代
後期の
大魔元帥
。ゲーム内では
デュナミス
で
ドロップ
する
旧貨幣
、
ルンゴナンゴ翠貝貨
や会話中に名前が出てくる。
ジョブ
は
獣使い
注釈1
今日我々が言う
ジョブ
としての
獣使い
の技が伝わるのは、もう少し後の話となる。
で、
クァール
のメ
ウルル
(名前から察するに♀だろうか)を生涯の友とした。
魔法
に関しては才能が無かったらしく、
魔法学校
は中退するも、軍に入り
魔戦士
として活躍。よほど武勲があったのか、24歳で
戦闘魔導師団
長に抜擢される。
368年には政情不安定であった
ウィンダス
領ガラダエルラダ(現
ノルバレン
)の属州長官に着任し、
エルヴァーン
の
ガレヤン族
と
サンドリア族
を討伐。翌年には
元老院
に
エルヴァーン
討伐を進言し、その場で了承を得て討伐軍を
編成
し
クォン大陸
に侵攻。
ロンフォール
→
ザルクヘイム
と進軍しつつ
エルヴァーン
諸族に相次いで勝利。
372年、特例で通常は
元老院
議員が勤める
大魔元帥
に任命。その年についに
グスタベルグ
にまで到達し、翌年373年、
エルヴァーン
有力氏族
シャティフ族
が立てこもっていた最後の砦モルトゥーグを陥落させ、前人未到の二大陸制覇を成し遂げた
注釈2
彼の強さの秘密は天性の
獣使い
としての能力以外にも奇想天外な
戦術
も挙げられる。つまり優れた知将でもあったということである。
。しかし帰国すると査問委員会に出頭を命じられ、作戦における独断専行を理由に
大魔元帥
を解任。挙句の果てには
聖都
追放刑として
マウラ
へ追放され、熱病のため没した。
トリビューン
や公式設定資料集にははっきりとは記載されていないが、数々の武勲によって
ウィンダス連邦
内での影響力が高まりすぎ
注釈3
ルンゴナンゴ
軍解体の際には、
解散
を拒む一部将兵によって、
ルンゴナンゴ
救出
の反乱が企てられていたという。このことからも、かなりの信望を集めていたことが伺える。
、これを
警戒
する連邦首脳部によって粛清・暗殺されたようにも見える。正に「狡兎死して走狗烹らる」
注釈4
今まで一緒に狩りをしてきた犬も捕まえるべき
ウサギ
がいなくなってしまったら煮て食べられてしまうという意味
の故事の如くである。
皮肉なことに、彼の死後、
ウィンダス
には敗北が続く。377年の
ロンフォール
総督府襲撃を皮切りにした
サンドリア族
の反乱で現
ザルクヘイム
を失い、382年の第二次
エルヴァーン
討伐軍は後任の
大魔元帥
アトギノクトギが
戦死
する惨敗。399年には6個師団が護っていた、
ノルバレン
のジャビゴゴ砦が陥落。二大陸制覇からわずか26年で、
ウィンダス
は
クォン大陸
から一掃されてしまった。ある意味、彼が生きていた間が
ウィンダス
にとって最も栄光のある時代だったのかもしれない。
死から36年が経過した412年に名誉
回復
がなされ名誉議員の
称号
が送られたが、これは当時不可侵条約を結びに使者を出した、
サンドリア王国
の
ランフォル王
の提案によるもの。また、同様に約300年後、彼の著したとされる魔道書をもとに
戦術
魔法
大典「
グリモア
」が纏められ、当時の
ヴァナ・ディール
に誕生した多くの軍学者(
学者
)の手に携えられることとなるが、これも
バストゥーク
の
シュルツ
による編纂である。
死後も自国からは顧られることの少ない男だった。だがその功績は国境を越えて確かに評価されている。
エルヴァーン
の有力氏族が立て篭もっていた最後の砦、モルトゥーグを陥落させた
ルンゴナンゴ
元帥は、モルヒェン岬に立ち寄ると、こうつぶやいた。
「終わっちゃった。つまんないな……。でも、まだ見ぬ海の向こうの敵が、ボクと戦いたくて、うずうずして待ってるよ、きっと…」
生まれながらの
獣使い
であった
ルンゴナンゴ
の周囲で護衛を務めていたのは、ほとんどが獣ばかりであったため、その本気とも冗談ともつかぬ台詞に、答えた者はいなかった。
ファイナルファンタジーXI 公式設定資料集 ~Life in Vana'diel~
P145より。
なお、
カンパニエ
の
スカウト
NPC
として「ロンゴナンゴ(
Rongo-Nango
)」と名乗る人物が登場している。
ウィンダス
に対して
警戒
感を露にする様子から、関係者である可能性は高い。また、
ワーグデーグ魔法書店
の店主ワーグデーグ(Waag-Deeg)も
ルンゴナンゴ
の子孫を自称している。
関連項目
【
ルンゴナンゴ翠貝貨
】【
デュナミス
】【
旧貨幣
】【
ウィンダス連邦軍
】
外部
リンク
Vana'diel Tribune II No.16「常勝の猛者 ルンゴナンゴ」
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