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サンドリア
サンドリア国教会
記事名読み
さんどりあこっきょうかい
サンドリア
国王に正式に国教として認定されている、
サンドリア
派
アルタナ信仰
の教会。信徒の多くは
エルヴァーン
。総本山は
北サンドリア
にある
サンドリア大聖堂
。
教皇
を頂点とし、強力な聖職者組織を誇っている。現
教皇
は
シャマンド(Shamonde)
。
王権と二分する権力を持ち、
サンドリア王国
に
二重
の支配構造を形成している。
神殿騎士団
も、活動資金がこの国教会から出ているため、名目上は国王の指揮下にあるものの、実際に大規模動員には
教皇
の許可が必要である。
その歴史と評価
ルーツは
サンドリア族
注釈1
サンドリア王国
の直接的前身となる、
エルヴァーン
の一民族。
の
女神
信仰にあるとされている。鉄血王
ランフォル
が
サンドリア王国
成立を宣言したのは
天晶暦
385年のことだが、その25年後の410年に国教に認定。
認定から11年後の421年、
ランフォル
王が逝去した直後、国教会から支援を受けた王の三男――後の祈望王
レスヴィエル
注釈2
ちなみにその一年後に現代における国教会の象徴である
大聖堂
が着工、更にその一年後には神殿騎士隊(後の
神殿騎士団
)が成立している。素直に解釈すれば、
レスヴィエル
と国教会との関係の深さが想像できる。
が、ほかの兄弟を異端者として幽閉し即位。この一件を見ても、国教会はその成立のすぐ後から国内で大きな影響力を持っていたことがわかる。
その後は暗に明に、国教会の影は
サンドリア
の中枢でちらつくこととなった。例えば
二王時代
、「西
サンドリア
」の王を僭称した
フェレナン
が国教会の信を得ていたことは、僭称以前、兄であり当時の国王
ルジーグ
の遠征の隙をついて
王都
を占拠したとき、その反乱がおもに
神殿騎士団
によってなされた、との一文が有力な証拠になるであろう。
また、
天晶暦
647年頃には
宰相
ロモビア
が
サンドリア
の財政を立て直すために、国教会の領地削減措置を行っているが、その数年後に暗殺されており、
サンドリア国教会
の暗部の存在が示唆されている。
現代においても国教会に比較的近しいとされる
ピエージェ
王子が、兄の
トリオン
王子を差し置いて王となるための言動を一部の信徒がなしている。国教会の持つ闇は、
冒険者
が知りえる範囲以上に深そうである。
また全体的に荘厳かつ華美な儀式を重んじ、他宗派・他宗教に対し非寛容な面がある。
冒険者
から見た国教会
プレイヤー
サイドから見た場合、
魔法
王国
ウィンダス
を差し置いて、高度
白魔法
の研究機関と古代遺物や歴史関係の図書館として、高度な学術機関機能を持っている場所である。
たまたま拾った
ヤバそうなブツ
と
お札
の使い道を知っていたり、
絶滅危惧種の巣
を調べてくれたりするほか、
白魔道士
諸氏にとっては
アーティファクト
取得の舞台であると同時に、
テレポ
シリーズ
注釈3
バストゥーク
の
シド研究室
の
クリスタルライン
研究と国教会の
白魔法
開発の技術提携の賜物である。
ルシウス
が仲立ちで進めていた仕事の一部であるらしい。
の受領場所として足繁く訪れることになる。
関連項目
【
Shamonde
】【
教皇
】【
神殿騎士団
】【
サンドリア大聖堂
】
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