九十九

記事名読み
つくも/Tsukumo
片手刀の一つ。
グラフィック雁行と同じ。

クエストとある契約」でオーグメントを付加できるジョブ専用武器の一つ。合成によって入手でき、オーグメントがつく前であれば競売での取引も可能。

確認されているオーグメントは以下の表の通り。

+2~+5STR+1~+3モクシャ+2~+6
クリティカルヒット+1~+4敵対心+2~+3命中+3~+8

単純な武器の威力を見た限りでは、メインウェポンとして装備した場合に発揮される「D27」+オーグメントD値付与をもってしても、千手院力王不動には大きく見劣りする。
また、サブウェポン時には、基本D値がD23と大幅にダウンする事となる。

基本的に二刀流の場合は、WSダメージを伸ばすためにD値の高い武器メインウェポンに、得TPを加速させるために間隔の短い武器サブウェポンとして装備するのが主流であるのだが、D値が低い九十九メインウェポンとして装備するにはD値が少なすぎ、サブウェポンとして装備するとD値が大きく下がってしまうというジレンマを抱えている。

潜在能力の発動条件がサブウェポンであれば、オーグメントの追加性能によってはペルデュブレードに匹敵する優秀なサブウェポン候補になりえたのだが、メインウェポンとするには、前述した最終的なD値の低さ故、WSダメージメインウェポンD値に大きく依存するWSシステムと九十九の性能が合致しておらず、使い勝手の難しい武器となっている。

他の前衛武器Lv75のレリックウェポンメイジャン武器に次ぐクラスと成り得る性能の物も多いだけに、忍者諸氏のがっかり感は想像に難くない。

上記理由から、「とある契約」で積極的に選択される武器とはなっていないようである。

売却標準価格は4,637ギル
解説
九十九の語源は、「次百(ツグモモ)」即ち百に一満たない数字であることから、これが変化してツクモになったという説が有力。「つぐもも」ではなく「つつも」(古語で「つつ」が「足りない」、「も」が「百」)が変化したという説もある。

日本の民間信仰では、長い時間(九十九年)や経験を経ると道具や生き物にも霊魂が宿るという言い伝えがあり、こうしたものは「つくもがみ」と呼ばれる。もっとも、この用法の場合は当て字の「付喪神」を用いることが多い。

とある契約」で使われる武器は基本的に妖精に由来する名前を持っているため、この武器も付喪神に由来するのかも知れない。

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