九十九の語源は、「次百(ツグモモ)」即ち百に一満たない数字であることから、これが変化してツクモになったという説が有力。「つぐもも」ではなく「つつも」(古語で「つつ」が「足りない」、「も」が「百」)が変化したという説もある。
日本の民間信仰では、長い時間(
九十九年)や経験を経ると道具や生き物にも霊魂が宿るという言い伝えがあり、こうしたものは「つくもがみ」と呼ばれる。もっとも、この用法の場合は当て字の「付喪神」を用いることが多い。
「
とある契約」で使われる
武器は基本的に妖精に由来する名前を持っているため、この
武器も付喪神に由来するのかも知れない。