黒き使者/ネタバレ

ウィンダスミッションにおいて、星の神子（Star Sibyl）に接近しようとする謎の怪人。その正体はよみがえったカラハバルハである。タルタルの体格にインプのような顔をしており、尖った頭が特徴。

そもそもカラハバルハはジョーカーというカーディアンの主人であった。そしてジョーカーはエースカーディアンたちの主人である。水晶大戦でカラハバルハが死に、術者が死んだためにジョーカーも死んだ。そのために混乱したエースカーディアンたちは、自分たちの「主人」であるジョーカーを生き返らせることを思いつく。そして結局はスターオニオンズ団の手によってジョーカーは復活する。

しかしそれは「魔法人形を蘇らせると死んだ術者も蘇る」という手の院の禁術の発動も意味していた。かくしてカラハバルハもジョーカーと共に蘇り、黒き使者となったのである。

通常の手の院の禁術であれば、蘇った術者は生前の意識をはっきりと残しているようだが、後述するようにカラハバルハは特殊な経緯で死んだためか、黒き使者および蘇ったばかりのジョーカーは不明瞭な意識を宿していた。

元はといえばカラハバルハが死んだ理由は、完全召喚でフェンリルと一体になったためであり、黒き使者はフェンリルでもあるといえる。20年前にフェンリルがカラハバルハとともに死んだことで、フェンリルのもたらす星月の加護は失われたが、フェンリルの復活を完全なものにできればその状況を打破することができる。

かくして、ジョーカーの行いによって、星の神子、アジドマルジド、黒き使者が満月の泉に集い、願いを叶えるという儀式「月詠み」によってジョーカーと黒き使者は1つになり、フェンリルとして復活することになる。

なおウィンダスミッション完遂ならびにスターオニオンズ団連続クエ「スターオニオンズ危機一髪」クリア後、召喚獣取得クエストのフェンリルを倒すと、だいじなもの:からっぽの魔導球が手に入る。これを持ってウィンダス港の倉庫裏にいくと、ウィンダスミッションの真のエンディングといわれるイベント「子供たちへ」を見ることができる。

かつてウィンダスを救うためにフェンリルとともに死んだカラハバルハだが、このフェンリルの復活までをも計画に組み込んでいたようである。詳細は【Karaha-Baruha/ネタバレ】にて解説する。

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