様々な状況や目的において他者の労力や我慢を省みず、過度に自己の利益のみを追求して自分の手伝いや寄付等を他人に要求する
プレイヤーを蔑む表現。
「
ミッション手伝って
クレクレ」、「
クエスト手伝って
クレクレ」、「
パーティいれて
クレクレ」、「
金貨クレクレ」等の例がある
。
FF11スタート当初から、金銭
アイテム等を主に「くれくれ」と安直に持ちかける困った
プレイヤーは存在した。
しかしこれらが顕著になったのは海外組が参入してからと言われている。突然見ず知らずの相手に
/tellを送り、リアクションがあるようなら「give me money.
hehe」とフランク且つ直球な要求をする
プレイヤー中には、それを断ると
/shoutで罵倒する者も見受けられた。
が、それまでよりも大量に登場したと見なされている
ただし、一応弁護しておくならば、他の類似ゲームに於いては資産家の先輩
プレイヤーが、一文無しの新規
プレイヤーにゲーム内
通貨や
装備品等の
アイテムを
プレゼントするのが慣習化しており、彼らはその慣習を
FFXIにそのまま持ち込んだ、という事情もある。不幸なことに、当時の
FFXIは非常に
金策のしにくいゲームであり、金品をねだられるのは実際に困る行為であった事、多くの
日本人プレイヤーにとってはなじみのない行為であった事も、事態の悪化に拍車をかけた面もあった。しかし、もちろん度を超したおねだりや、それが通じないからと言って相手を罵倒する行為は許されるものではないが。
。
しかし彼らが嫌がられる本当の理由は、度を越して他人の善意によりかかる反面、自分からは他者を助けようとしないことにある
例えば、自分の
ミッションや
クエストには
LSメンやフレに手伝いを強要しながら、逆にそうした人たちが手助けを必要としている時には、何かと理由をつけて逃げるなど。
。
面倒なことを避け、楽をしたいと思うのは誰しも同じであるが、こうした行為を繰り返せば嫌われるのは当然のことであり、気がつけば一人ぼっちで何もできなくなっていた、と言う結末を迎えることになる。まさに因果応報、と言ったところだろう。
逆に、
クレクレ厨になる、もしくはそう言われる事を恐れる余り、人に頼みごとが出来なくなってしまう気弱な
プレイヤーも居たりする。これは
MMOに慣れていない人に多いようだ。
特に自分が低レベルだと、高レベルに対する「お返し」も満足に出来ず、金銭的、労力的に「持ちつ持たれつ」の関係が築きにくいと感じて遠慮しているものと思われる。過度な「甘やかし」はゲームの魅力も損なうためするべきではないが、こうした場合には「頼って、頼られて」も楽しみの一つである事を知ってもらえるよう、働きかけるべきだろう。
その後は、
公式フォーラムができたことにより、開発に直接
クレクレ要望をするケースが激増した
。
フォーラムの場合、「緩和要望」がこれに当てはまるが、そもそも緩和というのは
ユーザー同士で緩和についての議論を重ねた上で開発が必要と判断した場合にのみなされるべき処置であり、
公式フォーラムで自分の都合に合わない事柄はすべて緩和しろなどと書き殴るのはまったく見当違いなのである。
ゲーム内の
クレクレ厨に比べて直接的被害は少ないものの、度を越えた緩和が
クレクレ厨によって強引に押し通されてしまうとゲーム全体に悪影響を及ぼす可能性がある。
(例:なんでもかんでも簡単に
クリアさせろ、
RMEを誰でもとれるようにしろ、
イージス・
オハン・
ギャッラルホルン・
ダウルダヴラと同等性能の
ユニクロを追加しろ、
上位ミッションBFの低難易度の
ドロップ率をあげろ等)
バトルコンテンツはゲーム性を失わないために各コンテンツごとに適切な難易度が設定されており、近年では難易度を
プレイヤーサイドで調節できるコンテンツも
実装されている。
さらにどの難易度でも
ドロップ率こそ違えども得られる
アイテムは一緒という、初期組からしてみれば考えられない程のサービスっぷりである。
これほどまでに開発から多くの
ユーザーが遊びやすいように工夫が施されているのにも関わらず、未だに自己中心的な緩和要望は後を絶たない。