ポスト回し(ぽすとまわし)
宅配サービス及びモグハウスで利用可能な機能の一つ「ポスト」において、自分にアイテム宅配し、ポストで「受領」せず「返却」を繰り返すことで128個のアイテム保管庫と化す手法。

宅配回し、四次元ポストなど、いろいろと呼び名はあるようだ。

ポスト回しの仕組み

この手法は、以下の仕様を利用して行われている。


これらの仕様を巧みに利用し、モグ金庫倉庫キャラに次ぐ第3のアイテム格納スペースを得るのが、このポスト回しである。

ポスト回しの利点と弊害

この手法のメリットは、言うまでもなく巨大なアイテム格納スペースがもたらされる点である。システム上の限界は128個だが(ポスト参照)現実的な規模としてはせいぜい40個が限度であるものの、それでもモグ金庫が120個になるのと同義のスペース拡張と考えることは可能。

加えて、本来なら2個以上持つことができないRare属性アイテムも、宅配枠に入っている間はRare制限の対象外となるため1キャラで2個以上保有することができるのもメリットの一つ。ただしこの場合、手持ち・モグ金庫収納家具を通して最大1個しか所持することはできないため、宅配枠のRareアイテムを受け取るには手持ちの同アイテムを使用したり捨てる、あるいは競売に出したり宅配するしかない。

反面、過度に依存した場合、以下のような無視し得ないデメリットも存在する。

ポスト機能が実質的に破綻すること

先の例で40個のアイテムポスト回ししている状態だと、ポストが全て空いている状態で、他人からアイテム宅配されたときに必要なポスト回しの回数が5回(8×5=40)、一度のポスト回しに30秒のポスト画面表示制限が課されるため所要時間は短くとも2分30秒。これを新たなアイテムを受け取ろうとするたびに行う必要がある。実際は受け取ったアイテムをまた整理のために捨てたり整頓したり収納家具や金庫に戻したり……と、どれだけの手間かは推して知るべし*2

他人から黙って送られてきた場合(サプライズ・プレゼントのケースなど)、受け手としてはこれを知りえなくなるために、放置することになり、善意の他人に迷惑をかける可能性もある。

混雑しているエリアでは使いにくいこと

混雑しているエリアだと、(通信層が混んでいるようです…)のエラーメッセージを何度も受け取るだけでアイテムを受け取れない事態に陥ることがある。そのため、最盛期のアトルガン白門ポスト回しをするのは困難だった。

実用的なポスト回しの利用法

実際には「混雑エリアを避けること」「ポストを再度選択する直前の受け取り枠を8個全て空にしておくこと」を励行すれば、実用レベルで運用できないこともない。

ポストが空かいっぱいになっているの時と、1個以上8個未満のアイテムが残っている場合では、ポストの再選択に要する時間が決定的に違う。これはポスト送付されてきたアイテムを処理する際、左上から順に「直前に送付したアイテムがその枠に残っているか」を確認し、8個全ての枠が空でない場合、「どの枠に何が残っているのか」を確認したのち、送付待ちのアイテム上書きしないように割り当てる、という処理が行われているためと思われる。

限界を超えて使用した場合

通常の使用ではシステム限界の128個を超えてポスト回しをすることはできない。新たに宅配で追加しようとしても拒否されてしまうからだ。
しかし競売所からの送金・返品があった場合はこの限りではない。
限界を超えてもアイテムがすぐに消えると言った事は今のところないようだが、以下のような症状が現われはじめる。
  • 宅配所から自分宛にアイテムギルが送れなくなる。他人から自分へも同様。
  • ポスト受け取り欄から返品ができなくなる。受け取りと廃棄は可能。
  • 競売所で落札・返品があっても出品枠からアイテムが消えなくなる。

ポスト受け取り欄と競売の出品枠は1枠ずつこの症状が出はじめ、それでもなおポスト回しを行い続けると最終的にポスト8枠・競売7枠が全て埋まりポスト回しは(というよりポスト競売・及び宅配の一部の機能が)完全に破綻する。*3
こうなった場合、現在ポストに表示されているアイテムを受け取るか廃棄するしかできなくなる。なにごとも程々に。

症例は少ないが稀にある危険性

確率は恐ろしく低いが、ポスト回しを行っている場合にそれらアイテムが何らかの原因で『消滅する』場合が有る。原因として考えられるのは「メンテナンス等の際にデータがクラッシュした」と言うものが有るが、大半は「回していると思っていたが実はボタンを押し間違えて破棄してしまっていた」若しくは「自分に送っているものと思い込んで実際は他人に送ってしまっていた」という自己過失の場合が多い。但し、ごく稀な事例とは言え『実際に貴重なアイテムが消滅する危険性を孕んでいる行為』であるという事は把握しておこう。尚、この際に消滅したアイテムは『GMサポートによるアイテム補償の対象外』である。*4

ポスト回し行為がはらむ規約上の問題点

こうしたポスト回し行為は、明確な禁止規定はないものの、行き過ぎた利用は「仕様を悪用した行為」とみなされる危険性も否定できない、グレーゾーンの手法でもある。不当な利益を得ているとは考えづらいが、ポスト回しによってサーバーに余計な負担がかかっている点も考慮すると、絶対に処罰の対象になりえない行為であるとは断言できない。ご利用は計画的に、あくまで自己責任で。

関連項目

ポスト】【宅配
*1
実際には受領されないので手持ちに空きがなくても選択することはできる。
*2
また、この過程で勢い余って他人から送付されたアイテムをも「返却」してしまうこともある。
*3
ポスト回しの最中に競売所からの送金・返品の品が出てくるが、送金は受け取ってしまえばいいだけだし、返品は元々送り返す事ができない上に素直に受け取ってすぐさま再出品すればいいだけなので、狙ってやらない限りこの状態になることはないと思われる。
*4
実際に消滅した際のGMへの問い合わせ時の返答では「ポスト回しという仕様想定外の行為によるアイテムの損失は補償の対象外となっております」との事。
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