イコライザー

記事名読み
いこらいざー/Equalizer
  1. アタッチメントの一つ。
  2. アルテマ族特殊技の一つ。
アタッチメントの一つ。12個スタック可。
土の属性を秘めたオートマトンアタッチメント
ダメージが大きいほど、軽減率が増加する装甲。

名称属性値実装
イコライザー22006.7.25
性能詳細
アイテム説明欄には一切記載がないが軽減率の上がる条件は以下の通りになる。
オートマトン最大HPが少ないほど軽減率アップ
・受ける物理ダメージが大きいほど軽減率アップ
アースマニューバが多いほど軽減率アップ
またO.ファイバーにより軽減係数が変動する。
尚、魔法ダメージには一切反応しないので、挑む相手によっては全く意味のないアタッチメントになるので注意。

軽減率 = 被予定ダメージ / 最大HP × 軽減係数 × O.ファイバー係数(小数点第3位以下は切り捨て)
※軽減率の上限は0.90

上記で求めたのは、あくまで「軽減率」である。
実際に受けるダメージは、ダメージ量 × (1 - 軽減率)であることに注意。
物理ダメージカットなどとは別枠で、物理攻撃被ダメージを最大で1/10まで軽減できる。

軽減係数表
アースマニューバ軽減係数備考
00.10耐えられる可能性のあるダメージ上限は最大HPの1.13倍まで。
最大HPの9倍以上のダメージで軽減1/10になる。
10.25耐えられる可能性のあるダメージ上限は最大HPの2倍まで。
最大HPの3.6倍以上のダメージで軽減1/10になる。
20.50耐えられる可能性のあるダメージ上限は最大HPの10倍まで。
最大HPの1.8倍以上のダメージで軽減1/10になる。
30.75耐えられる可能性のあるダメージ上限は最大HPの10倍まで。
最大HPの1.2倍以上のダメージで軽減1/10になる。

O.ファイバー
ライトマニューバ倍率
O.ファイバーなし×100%
0×110%
1×120%
2×125%
3×130%

ダメージ軽減されることは嬉しい限りであるが、HP回復手段が少ないことなどもあり、ENMアタッチメントの中では使えるのに使いにくいという、なんとも他の仕様からくる不便さに押されてしまっている。

この性質上、が長い代わりに一撃が重い敵には効果が高く、一撃が軽い代わりにが短い敵には効果が薄い。
また、大ダメージを被ることが前提、もしくはその可能性が高い場合のときには絶大な効果を発揮する。
一例を挙げると、オートマトンHP2069のホワイトキャンサー)の被物理ダメージカット量が40.7%の状態で針万本マスターオートマトンの二人で受けた場合、アースマニューバ二つで被ダメが860になることが確認されている(この時のイコライザーによる軽減率はおよそ71%にもおよぶ)。
入手手段
ENM奈落の傀儡師」(からくり士)の戦利品として入手することがある。いわゆるENMアタッチメントの一つだが、入手手段は順次追加されている。

また、チョコボの宝探しに成功した場合に手に入ることがある。またはオブ花鳥風月)の戦利品として入手できることがある。
モグガーデン漂着物として流れてくることもある。
販売店舗
アタッチメントエリア・座標NPC販売条件標準価格
販売売却
イコライザーナシュモ(G-6)Yoyoroon常時入荷118,560 G662 G
バグ修正
最大HPが少ないほど、受けるダメージが大きいほど、軽減率が上がる傾向にある。
Lv75オートマトンではHPが900オーバーとなりわかりにくいが、これがLv1オートマトンとなるとHPが37となり非常に極端な意味を持つ。
普通の一定割合ダメージカットの場合、元のダメージが上がると軽減量も増えるが実際に受けるダメージも比例して増える。
しかしイコライザーは「軽減割合そのものが増える」ため、元ダメージ量がある境界線を超えると「元ダメージが増えると実際に受けるダメージが減る」という常識を覆す逆転現象が発生する。

特に軽減率の上限がなかった頃は、マニューバなしで最大HPの10倍以上のダメージを受けると、ダメージカット率が100%を超えてノーダメージとなる。
アースマニューバひとつでダメージカット率100%に必要なダメージは、最大HPの4倍以上と、ボーダーが軽減される。

Lv75オートマトンの目線の場合、最大HPの4倍といえば「3600ダメージ」。
いくらオートマトンは柔らかいといえ、このダメージをたたき出す敵はほとんど存在しないので、机上の空論である。
しかしLv1のHP37のオートマトンならば「148ダメージ」。Lv75で苦戦するような敵ならば、Lv1のオートマトンオートアタックで148ダメージに届かないことが稀である。

敵を選ぶが、しかし型にはまればオートマトンは完全ノーダメージ
これを利用できればNMを狩りBFを制覇することも十分に現実味を帯び、そして可能であった。

これは不具合とされ、2010年4月6日のバージョンアップで軽減率に90%の上限が設定され、ノーダメージは実現できなくなった。

とはいえその後にオートマトンの基礎ダメージカット率の付加、さらにオートマトンダメージカット率を増やす装備アートマなどが整備され、イコライザーはピーキーながらも実用に耐える地位に変化した。
歴史
アルテマ族が使用する特殊技の一つ。

名称範囲効果空蝉備考
イコライザー自身中心範囲物理ダメージ + ノックバック複数

身体を回転させて尻尾を振り回し、周囲の敵を吹っ飛ばすというモーションを持つ。
コラム
イコライザー(Equalizer)は「等しくするもの、平衡装置」という意味を持つ。また、俗語で銃器やブラックジャック(皮革に鉛などを詰めた小型の棍棒)という意味がある。

アタッチメントのイコライザーは大きなダメージほど軽減することから、ダメージを平坦に近づける装置、という意味合いだろう。

アルテマ族特殊技は、ブラックジャックのように尻尾を振り回す技という意味合いだと思われる。

なお、現実世界でのイコライザーは、音響装置や通信装置で使われる機器のことを指す。

音響装置としてのイコライザーは、周波数ごとに音を区切り、その一部分だけを強くしたりあるいは弱くする/カットすることができる。音をシャープにする、もしくはより生の音に近づける際に重要な機能である。イコライザー単体で存在するものもあるが、コンポ・アンプ・ミキサーなどに内蔵されているものも多い。通信装置では信号の周波数特性を調整する場合に使われる。
関連項目
アタッチメント】【からくり士】【ENMアタッチメント】【アルテマ

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