フィロマスストール

首装備の一つ。

BFNM「南海の魔神」の戦利品。
かつては最上級のINTブースト装備として黒魔道士の間で非常に高値で取引されていた。海NMの解放で「プルーデンストルク」が追加されたものの、一般の人には縁の無いものであったためそれ以降も黒魔道士の最終装備として君臨していた。

しかしアトルガンの秘宝で「知徳の首鎖」が追加されてから状況は一変。知徳の首鎖はINT上昇量が同じだけでなく、Lv60制限で装備でき、MNDまで上がり、かつ装備ジョブに制限無しと言う完全上位互換品であった。また、アサルトの交換品と言う事で万人に入手の機会があるのも大きかったようである。
そして止めとばかりに「南海の魔神」でクラーケンクラブが入手できるようになってからというもの連日のように多くの冒険者が同BFに突入、BFのクリアの容易さも相俟って市場に恐ろしい量の供給があり、いまや二束三文の値段で取引されるようになってしまった。栄光を極めた後に、一気に地の底まで叩き落されるという波乱万丈なプロフィールを持つ一品である。

また、装備可能なグルーピングはかなり特殊と言える。ジョブを選ばない上位互換品の知徳の首鎖が導入され、疑問に思うことがそもそも少ないのだが。意外なことに学者は装備不可能である。

しかし、FoVとオーグメントの実装により、安価で入手できる当アイテムを何度も特殊訓練につぎ込むためにそこそこの売れ行きがある。

philomathは「philo-＝愛好する」+「math＝学ぶこと」で「学問愛好家」というような意味になる。なるほど、INTが上昇するはずである。同時に、学者が装備不可能な理由が解せない。

【知徳の首鎖】【阿闍梨の数珠】