ツァヤ

記事名読み
つぁや/Tsahya/island nation of Tsahya
エルシモ島より更に南方、オルジリア大陸の島嶼部に存在する小国の名前。
アトルガン皇国の属国の一つ。
過去にはツァヤ条約と呼ばれる国際条約もこの地で結ばれたことがあるようだ。
Yasmeelの出身国である
注釈1
またとある人物ツァヤ出身。リンクネタバレ注意。


属国でありながら自治権を保てているのは、高い戦闘力を持つことで知られる「ツァヤ自警軍」を有しているからだと言われている。
ただし実際には自治権があるとは言っても、常に皇国が派遣した総督の監視下にあり、総督からの命令に対しては逆らうことが出来ない立場に置かれている。

昔から農業が盛んな地域であり、以前はポポトイモなどの生産で豊かな暮らしをしていたようである。
だが、数年前に就任した総督の命令により新農地法が強制的に施行、農地を無理やり接収され路頭に迷った島民が数多く出た。
さらに皇国でパママが人気という事で、作物からパママ栽培に半ば強制的に移行させられた事があり、パママ栽培に慣れていなかった島民の殆どが失敗、パママ病気が蔓延し枯れてしまった。
この結果、島全体が食糧不足となり大規模な飢餓が発生、多くの死者を出したという悲劇を招いた
注釈2
現実世界においても、当時オランダの植民地だったジャワ諸島にて同様の悲劇が起こっている。


これら皇国の圧政に耐えかねた島民たちからは、今も皇国からの独立を叫ぶ声が根強い。
また、一部の過激派は暗殺部隊を有する反乱組織「ツァヤ自由軍」を密かに作り、暗殺者を仕向けては皇国の主要人物を抹殺するなど抵抗運動を続けている。
これに対し皇国は不滅隊ツァヤに送り、一度はツァヤ自由軍を壊滅するまでに追い込んだ。
しかしその反乱の灯が消えることは無く、ツァヤ自由軍は再び復活、現在も睨み合いは続いているという。


調度品の一種にツァヤンマスクと言うものが存在する。
そのグラフィックからは、南国特有のシャーマニズムのようなものが感じられ、現実世界に於いての東南アジアや周域の諸島に該当しそうである。

同じく南方に存在するゾワガ・ナボ大王国との関係も気になるところである。言語体系や自然と一体となっている独自のアニミズムなどに共通点がありそうだが…。

小説版FF11ではミスラツァヤの姫と身分を偽るシーンがある。
スタッフから資料提供や監修があるとはいえあくまでも小説での話だが、ミスラと関わりの深い国なのではないかと思わせられる。
関連項目
南の国】【ガ・ナボ大王国】【ゾワ】【オルジリア大陸】【ツァヤンマスク

コメント表示/書き込み コメントはありません