英語名称から
ヴァナ・ディール内ではホトトギスと読むと推測されるが、一般的な読み方としては「ふじょき」と読む。
ホトトギスは杜鵑と書き、
不如帰は数ある異名の一つである。ホトトギスは古くから鳴き声を賞され俳諧や川柳によく詠まれている。別名が多いことで知られており、他にも時鳥(ほととぎす)、子規(しき)、杜宇(とう)、沓手鳥(くつてどり)、蜀魂(しょっこん)、四手の田長(しでのたおさ)、勧農鳥(かんのうちょう)、
郭公(かっこう)、霍公鳥(かっこうちょう)などがある。
その鳴き声は「てっぺんかけたか」とか「ほっちょんかけたか」「田を作らば即作れ、時過ぎれば熟せず」などと聞こえ、勧農鳥の名は鳴き声が農業を奨励するところによる。
四手の田長(しでのたおさ)は、ホトトギスが田植え期に、四本の指で枝に止まり、鳴くことからこう呼ぶ。
郭公、霍公鳥は形態の良く似たカッコウを、ホトトギスと混同したものである。
蜀魂は蜀の王・望帝が亡くなった時、しきりにホトトギスが鳴いたという故事に由来する。
ホトトギスの前生を沓屋とする沓手鳥には、鵙(もず)の絡んだエピソードがある。靴を買って代金を払わなかったモズはホトトギスを見ると藪に隠れるといわれ、木の枝にはやにえを立てるのはホトトギスに靴代を払うためのものだといわれる。
読みにくさから一部掲示板などでは
ネタ呼称「フニョキ(ふにょき)」が定着している程。とても柔らかそうな呼び方である。