ハルシオン(halcyon)はカワセミという鳥のこと。
ギリシャ神話では、夫を海難事故で失ったアルキュオネーという女性が神の計らいによって夫婦ともどもカワセミになり、その後も仲良く暮らし続けたという話が存在する。
またアルキュオネーの父は風の神であり、カワセミが海で卵を孵す間、風波を静めたという。このことからカワセミは波を静める鳥とされ、halcyonという言葉自体も「凪の、のどかな」という意味で使われることがある。
この
釣り竿には穏やかな水場で平穏に
釣りが出来るように、という願いが込められているのかも知れない。