後遺症

記事名読み
こういしょう
  1. 一般的には、病気・怪我などが治癒した後に、機能障害などの症状や傷痕が残ること。
  2. FFXIにおいては、実生活上現実世界の物事をついゲーム内での観点で捉えてしまう症状に対して使われる。本項ではこちらについて解説する。

人が何かに熱中している時は、他のことをしている時にもついそのことを考えてしまうものだが、FFXIでのめりこんでいると、現実世界の物事をついゲーム内での観点で捉えてしまうようになってしまう。

大抵の患者は症状を自覚しており、バレないように注意して行動すれば社会生活に支障が出ることはほとんどない。何かの拍子にポロっと出たとしても、せいぜい周囲に怪訝な顔をされる程度である。

この程度であればただの笑い話で済むが、症状が進むと他人に指摘されるまで自覚できなくなっていき、さらに重症になると現実世界と仮想世界の区別がつかなくなってしまう。ここまで重症だとネタではなく本当に病気であるため、医学的な治療が必要になってしまうが、そうなる前に引き返したいものである。

出典
匿名掲示板には「FF11で負った後遺症」スレッドが立っており、様々な後遺症が報告されている。マターリ板に2003年に最初のスレッドが立てられており、そこからFF11の板(壺)に引き継がれて2013年現在でもPart9まで続いている息の長いスレッドである。

1 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/01/23(木) 01:31 ID:tFpy.dEI
  実生活においての後遺症
  時間がなくなるとかそういうんじゃなくって
  もっとこう、生活面的なことをカキコしてくれ

  ちなみに俺は人をターゲットしようとしてしまう

(「FFXIで負った後遺症」スレッドより)

基本的には引退したプレイヤーではなく現役FFXIプレイヤーの話であるため、FFXI後遺症というよりはFFXIの依存症という方が近いのだが、依存症では印象が悪いためか、スレ主は後遺症という言葉を採用しており、これがそのまま定着している。

このスレッドの影響かどうかは定かではないが、FFXIに関して後遺症という言葉が使われる場合は、このスレッドと同様の使われ方をされるケース多い。

ただし、引退後もFFXIを引きずっている人が後遺症という言葉を使う場合などは一般的な用法に近いと言えるだろう。
症例
ここでいう後遺症はあくまでFFXI現実世界の境界が曖昧になる症状であり、FFXIから現実世界への影響そのものを指す言葉ではない。

例えばFFXIを遅くまでやりすぎて会社に遅刻しそうになること自体は後遺症とは呼ばないが、遅刻しそうになった時に会社にデジョンしなくちゃと考えてしまったならそれは後遺症である。

後遺症スレでは次のような症例が報告されている。
対策
特に有効な治療方法は存在しないが、強いて言えばゲームから距離を置くことだろうか。
軽度~中度であれば日常生活に支障はないので、特に治療しなくても問題ないが、重症になりそうであればFFXIからしばらく距離を置いた方が良いだろう。
関連項目
廃人】【FFは遊びじゃない
外部リンク


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