廃人

ヴァナ・ディールにおいて、通常のプレイスタイルでは考えられない程のやりこみ具合を見せている人へのあきれの念を込めた呼称。
全ての生活をゲームにつぎ込んだ人、という程の意味合いである。やりこみプレイヤーに対する呼称でもある。本来なら蔑称となる。

多数の高Lvジョブ、多数の希少装備、超高額ギル等を有する人等がこう呼ばれる。また、合成におけるこのような人は「合成廃人」と呼ばれる。
HNMLS同士のあつれきや合成のライバル、自分より高みにいる人間へのねたみ等からこのように呼ばれる場合も多い。しかし、現在では仲間内で軽口として使われるケースが圧倒的に多いと思われる。

MMORPGにおいてはアイテム課金のあるゲーム等では異なる場合もあるが、プレイ時間を増やせばその分報酬も増える仕組みが一般的となっている。従って長時間プレイしてしまうというのが実情である。
何らかの意味でとてつもない高みに達してしまったプレイヤーに対しては、仲間から「廃神」と呼ばれる場合もある。
また、廃人に準ずるプレイ環境にある人や、廃人には及ばないがそれに準ずる資産を持っている人を「準廃」ないし「準廃人」と呼ぶことがある。

ゲーム内ではなく現実においてゲームをしたくてたまらないというような一種の禁断症状が現れるようであれば、相当にゲームに依存してしまっているといえる。すなわちネットゲーム依存症といえる。

廃人の本来の意味は「病人」である。ゲーム内で廃人の定義はリアルの生活を犠牲にしてでもゲームをやり続ける中毒におちいってしまった人(ようするに病人といっても過言ではない)のことである。すなわちリアルの生活とゲーム内の生活をしっかり両立させているのであれば、たとえ上記にあるようなゲーム内のステータスが高くても廃人とは言わない。

FF11はサービス開始当初から既にこの問題は認識されており、FF11のログイン画面にて一貫して下記の注意文が表示されている。


にもかかわらず、FF11は一度のレベル上げやコンテンツをプレイするだけでも数時間を要することが多く、トータル的にも数千、数万ものプレイ時間を要するために問題がないとは決して言えないゲーム設計であった。
例えばパーティを作成するのに数時間、狩り場へ移動するだけで数十分、また拘束数時間にも及ぶ多人数コンテンツなど、決して短時間でこなせるような代物ではなく、注意喚起とゲーム仕様が大きく矛盾しているともいえる。

ゲーム依存症（wikipedia）

【廃人装備】【一般人】【準廃人】