Lehko Habhoka/ネタバレ

記事名読み
れこ・はぼっか
レコ・ハボッカの正体については謎が多いが、断片的に情報は明らかにされている。


ミスラの罪は償われないまま死ぬと子供に受け継がれることから、レコは死んだ母親の罪を受け継いでいるのだと思われる。

以上より、レコは「10年前に光の弓に関する出来事で罪を負い、大戦時には既に死亡しているミスラの息子」であることが推測される。共通点の多さから、この母親は三か国合同調査隊のメンバーであったヨー・ラブンタのことと見てほぼ間違いないだろう。

また、ストーリー終盤まで「黒き未来」に属する人間なのか、冒険者の「白き未来」に属する人間なのかは不明だったが、ケット・シーによって命を救われていることから、「白き未来」につながる過去世界人間であることが明らかになった。

レコの経緯
スカリーGによって幼い頃に罪を狩られた(氷湖に沈めた)のだが、凍てつく水の中で必死に生きようともがいてた所にケット・シー・ジェヒが現れ、レコと同化することで命をつなぎ止めた。

その後、自らの命を消そうとしたミスラ達とガ・ナボ大王国に復讐するため、ウィンダス連邦に潜入。当時のウィンダス連邦水晶大戦によりかなりの人員不足に陥っており、当時の大元帥であったロベルアクベルにとっては人員の確保は最優先事項であった。そこでレコは彼に「ガ・ナボ大王国から大量の傭兵を雇う」ことを提案。

レコにとっては傭兵として雇ったミスラが戦場で次々と散っていくことで復讐を果たそうとし、ロベルアクベルにとってはミスラ傭兵ウィンダス連邦軍の兵力が増強されることは人員増強に何よりも必要であったため利害が一致。以降2人は秘密を共有する協力者となる。

その後、ウィンダスクエストが進みロベルアクベルフェンリルと融合する事態となり、レコはウィンダス連邦軍の全権を握ることになる。レコはロベルアクベルとの約束である「フェンリルを鎮めること」を遂行するため、フェンリルが向かったオズトロヤ城へ兵を進める。そしてオズトロヤ城最上階で冒険者と共にフェンリルと対峙、戦いで弱ったところにペリィ・ヴァシャイの放った光の弓の一撃が突き刺さりフェンリルは鎮まることとなる
注釈1
ちなみに、この光の弓の一撃の際にペリィ・ヴァシャイは視力を無くした。


フェンリルとの戦いの後、レコは冒険者に城外に逃げるように言い放ち最上階に止まる。そしてケット・シー・ジェヒとの融合が解かれ、彼自身は亡くなったように思われたのだが…。

彼にとって生きる意義であったはずの復讐という大義は、共に肩を並べた戦友達の存在によって大きく揺らいでいたようだ。死の間際、ケットシーの「願いは叶ったのカい?」の問いかけに対し、次のように答えてみせた。

Lehko Habhoka : ふふ、復讐のことかい?
興味深い人物がたくさんいて楽しくてね。
いつのまにか、そんなこと忘れていたよ。

カルゴナルゴ城砦で目の当たりにした身近な者の死、カラハバルハロベルアクベルの死を覚悟した決意が彼の心にも変化を与えたのかもしれない。
彼の目的はいつしか「復讐」ではなく、仲間と共に「未来を変える事」になっていたようだ。

そしてアルタナの慈悲による奇跡とも言うべきか、彼は再び生を得る事になる。
全てが終わり、ウィンダスにつかの間の平穏が訪れた後、レコは参謀の任をロマー・ミーゴに託してウィンダスを去った。
当初は復讐のために嘘や策略を巡らせたりと、全ての行為が賞賛されるべきものという訳ではないが、少なくとも彼の参謀としての活躍はウィンダス連邦軍ヤグード教団軍への勝利に多大に貢献した。また、星の神子によりウィンダスの一部をミスラ居住区として譲渡され、ミスラウィンダスに定住するきっかけを与えることにもなった(これに関してはレコだけではなくロベルアクベルの進言もあったが)。彼は「現在」のウィンダスを形作った重要人物であると言えるだろう。

なお、ロマー・ミーゴはレコの去り際に「いつかカザムにおいでよ!」「ずっと待ってるから…!」と言いながらそっとお腹を抑えるという、意味深な動作をしている。これがロマーがレコの子供を宿していることを暗示しているのだとしたら、ナナー・ミーゴの父親はレコ、祖母はヨー・ラブンタということになる。ただし明確に描写されているわけではなく、「その先はご想像にお任せします by 開発チーム」ということなのかも知れない。

ウィンダスを去った後、レコがどのような人生を過ごしたのかは定かではない。本人は以下のように述べており、ウィンダスを去った後は以下のいずれかの地に向かった可能性が高いが、「根無し草に戻ったほうが気楽」とも言っていることから、腰を落ち着けたとは考えにくいだろう。
Lehko Habhoka : さて……どうしようかな。
ウルブカ? ラゾア? 沈黙の大国こと
アトルガン皇国に行くのもいいね。

しかし、蝕世のエンブリオ蝕世の霊獣カオス」では冥界ヴァルハラの住人として登場していることから、放浪の末にどこかで命を落とし、強者としてヴァルハラに招かれたようである。
関連項目
Lehko Habhoka】【Yow Rabntah】【光の弓
Robel-Akbel/ネタバレ】【Cait Sith/ネタバレ

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