Cait Sith/ネタバレ

けっとしー・ねたばれ

アルタナミッションの冒頭で冒険者を過去世界へと導いたケット・シー。アルタナミッションを進めることで、その正体と目的は徐々に明らかになっていく。

ミッション冒頭でRegal Felineとして登場したケット・シーの他に、ミッションを進めていくと8体のケット・シーが登場する。またミッションには直接関わってこないがもう1体のケット・シーも存在している。
外見での区別は出来ないがそれぞれ性別や性格が異なるようだ。

それぞれの名称にはゲール語（アイルランドやスコットランドの古語）で1から10を示す名詞が当てられている。

Cait Sith Aon（ケット・シー・アーン）
Cait Sith Dha（ケット・シー・ダァー）
Cait Sith Tri（ケット・シー・トゥリ）
Cait Sith Ceithir（ケット・シー・ケッヘ）
Cait Sith Coig（ケット・シー・コーキ）
Cait Sith Sia（ケット・シー・シア）
Cait Sith Seachd（ケット・シー・シャハク）
Cait Sith Ochd（ケット・シー・オフク）
Cait Sith Naoi（ケット・シー・ヌーイ）
注釈1
最初に姿を現し、冒険者を過去へ導いたケット・シー。ケット・シーたちのまとめ役。
Cait Sith Deich（ケット・シー・ジェヒ）

ケット・シーたちの目的

最初に現れたケット・シー・ヌーイが述べた「戦場に流れる涙を減らす」の本当の意味については後述するが、彼女らは自らの使命を「プロジェクト」と称し、アトモスを開いて歴史に介入している。

リリゼット(Lilisette)はケット・シーたちが歴史を変える力を持っていると推測し、この白黒ネコたちを追いかける、というのがアルタナミッション中盤のストーリーとなっている。

基本的に冒険者たちの未来「白き未来」の側に立っているため、「黒き未来」に属するレディ・リリス直属の護衛隊冥護四衆は彼女らの抹殺を狙っている。

ケット・シーの正体

ケット・シーとはモンスターでも獣人でもなく、"女神アルタナの流した涙"より生まれた存在であるということがアルタナミッションを進める中で判明する。
またアルタナミッション「禁断の口」にて、女神アルタナの力の一部を行使することができるような台詞を放つ。（この力により、アトモスを自在に召喚できる模様。）

本来の歴史『黒き未来』におけるヴァナ・ディールの惨状を嘆いた女神アルタナの命により、水晶大戦にてアルタナ連合軍が勝利し、人類の時代『白き未来』が訪れるように仕向けた張本人である。

その際にアトモスを目覚めさせ、『黒き未来』の消滅を図ろうとしたが、それが裏目に出てアルタナミッションの物語へと繋がっていく。

アルタナミッションを進めていくとCait Sith Dha、Cait Sith Sia、Cait Sith Ochdが冥護四衆により抹消させられてしまう。
短期間で、しかも図ったように行く先々で襲撃されたことにCait Sith Naoiは疑問を感じ、身内の中に内通者が居るのではとの推論を立てる。

アルタナミッション「紫雲か、暗雲か」において、内通者（裏切り者）を見つけ出すためCait Sith Naoiは冒険者とリリゼットに協力を仰ぎ、残りの5匹にそれぞれ「尾行蟲」を付けて動向を監視することにした。それぞれのケット・シー達は「暁の神兵」の来訪を告げる童歌を口ずさんでいるが、実はこの歌詞が一匹だけ異なっている。他のケット・シー達は白き未来のものを、裏切り者は黒き未来の歌詞となっている。

結果、裏切り者は判明。Cait Sith Ceithirが冥護四衆の一人Larzosと接触している場面に遭遇。Cait Sith Ceithir曰く「大勢が有利な方に付く」とのことで他のケット・シー一族と袂を分かつこととなる。

その後アルタナミッション「囚われの迷宮で」にて、Cait Sith Ceithirを除く5匹のケット・シーが冒険者とリリゼットを『神兵』と認めこの世界の命運を2人に託し暴走したアトモスに次々と突入、アトモスの内部で融合し一つの存在「ケット・シー」となり以降主人公達と共にアルタナミッションを進める仲間となる。
その後、続く「禁断の口」にて袂を分けたCait Sith Ceithirを倒すことになる。

また、ウィンダスクエストの最後にて死にゆくさだめにあったレコ・ハボッカと融合して命をつなぎ止めたケット・シー・ジェヒという存在が居たことも判明。
ジェヒは「キョーダイたちの気配がひとつになったので、そちらに合流する」と言ったことから、レコと離れた後は他のケット・シーと同様に一つの存在に統合したようだ。

ヴォイドウォッチ関連のケット・シー

アルタナミッションで出会う個体とは別の世界のケット・シー。
こちらは真っ黒な姿ではなく、少し白みがかった灰色の体色をしている。

ヴォイドウォーカーが登場する原因となった時空のひずみの影響で、別の世界から冒険者たちの活躍している水晶大戦の時代に登場する。
一度ウォークオブエコーズに冒険者を招き、ヴォイドウォーカーの発生原因を冒険者に伝えた後、そこに現れたクポフリートと共に時空のひずみの調査を開始。その間に冒険者にはヴォイドウォーカーを多く倒して時空のひずみの影響を緩和するように依頼する。

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注釈1