Robel-Akbel/ネタバレ

記事名読み
ろべるあくべる
タルタルでありながら一切の怯懦を見せず、強い信念と高い統率力でウィンダス連邦軍を指揮するロベルアクベル。顔を包帯で隠した彼の正体は長らく謎に包まれていたが、2009年11月10日のバージョンアップで追加された過去三国クエストウィンダス編『星月、その姿は』にて明らかとなった。

彼は本物のRobel-Akbelではなく、冒険者と同じく未来から来た人間であった。しかし未来といっても冒険者たちの「白き未来」ではなく、レディ・リリス達と同様の「黒き未来」からであった。獣人血盟軍が優勢であり、人類との覇権を巡り数十年も戦争が続き世界は疲弊、星の神子は討たれ星の大樹は枯れ果てている。

冥護四衆の一人であり、過去世界へはレディ・リリスの力を借りてやって来た模様。彼は「ウィンダスを掌握する」という建前でウィンダスに潜入し、戦死した本物のRobel-Akbelに代わり大魔元帥に成りすますことに成功する。しかし冥護四衆でありながらレディ・リリスの指揮下から離れ、ウィンダス連邦軍勝利のために各地を奮戦するようになる。そのため後のアルタナミッションで、レディ・リリスからAquilaRobel-Akbelの抹殺指令が出る。

黒き未来」出身でありながらアルタナ連合軍勝利を目指す彼の真の目的とは、かつて自らがフェンリルを呼ばなかった、呼べなかったことで失敗した完全召喚を、今度は成功させ星の神子ウィンダスを救う事だったという。つまり彼の正体は、失敗した過去を悔やみ黒き未来」から舞い戻ったカラハバルハだということになる。

過去のKaraha-Baruhaは優柔不断でウィンダス連邦に危機が迫ってもなお完全召喚への決断ができずにいたが、Robel-Akbelが包帯を取り除き自身の素性を明らかにすることで完全召喚を決意する。

そして過去のKaraha-BaruhaRobel-Akbelは見事に完全召喚を成功させ、聖都防衛に成功。このとき制御を失ったフェンリルは彼らと一体化したまま飛び去ってしまう。彼はその目的が露見し星月の力と一体化した自らの力を何者かに奪われる事を危惧しており、Lehko HabhokaPCに自らを討つよう依頼していた。

「本物のロベルアクベル」について
本物の大魔元帥ロベルアクベル大魔元帥に抜擢されるだけあり、彼を知る人物からは概ね評価はされていた。偽物のロベルアクベルをして「すばらしい魔力を有している」と評されるが、同時に「人が良すぎた」ともいわれる。

学生時代から彼を知るシャントット曰く、その人柄は「善良だけど愚鈍」および「意気地なしで腰抜け」であるという。またあまり人前に姿を現さない性格であったようだ。

Shantotto :あの雄猫。そして、大魔元帥……気に入りませんわ。
Doron-Fulun :……は?先ほどは褒めておられましたのに。
Shantotto :善良だけど愚鈍。そして、意気地なしで腰抜け。
Doron-Fulun :……す、すみません。
Shantotto :それが学生の頃より、私の存じている……いいえ 存じていたロベルアクベルですわ!
Doron-Fulun :……へ?

RobelKaraha.jpg
第一次ウィンダス攻防戦において戦死。彼が戦死することを予め知っていた「黒き未来カラハバルハ」は、このタイミングで成りすますことに成功する。

なお、その死に何らかの形で偽のロベルアクベルが関わったのではないか、という冒険者の疑念は偽者当人からは否定されず、すべては歴史の闇に埋没した。
関連項目
Robel-Akbel】【Karaha-Baruha
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