2009年7月21日のバージョンアップ告知において発せられた迷言。
仕様上の問題ではなく、単純な説明不足による問題まで『不具合』と発表したことで、呆れ、失笑、怒りなど多くの反応を呼んだ。
ゲーム内での説明に不備があるにせよ、その告知内容の不足分を補完する術は、
公式サイトなり
POL上なり幾らでも在った筈である。にもかかわらず、直近の大規模
バージョンアップまで長期間これを
放置した運営は怠慢と呼ぶ他無く、ネット上でも
プレイヤーからの激しい非難の声に曝された…かと思いきや、
ネ実民をはじめとして運営と付き合いの長い
プレイヤー間では怒りを既に通り越しているケースも多く、むしろ新たな迷言が産声を上げた瞬間を目の当たりにして嘲笑混じりに沸き返る傾向すらあった。
これもある種の
諦めの境地へ身を置いたが故の達観であろうか。
なお、
2010年3月23日のバージョンアップでも同様のアナウンス
が行われたが、このときは直後に補足説明が行われ、かつ「不具合ではありませんが、
バージョンアップ情報の一部で説明が不足している項目」と書かれていた。開発陣にもこの騒ぎで思うところがあったようである。
今までの
バージョンアップでも多数の『不具合』は存在したが、それらは基本的に予期せず生じたものであった。しかし、必要な説明がなかったことを『不具合』とし、しかも修正は容易である問題を
実装後2ヶ月以上も
放置していたこと、効果が感じられない事を
GMに相談しても「
それは仕様です。」としか返答してもらえていなかった事実に、多くの
プレイヤーは怒りや呆れを覚えたことだろう。
また、「本来」と言う言葉には「当然、当たり前に」という意味があるため、この説明では「『
ラッキーマイスター!』の効果を得るためには当然に各
ギルドのサポートが必要です」というように解釈できる。
しかし、他の
ハッピーパワーは無条件か
HPMPの現在の割合という前例のある条件であり、一部を除いた
シグネットエリア全域で効果があることに比べ、
ギルドのサポートという条件は前例が無く、その説明も無かったため、当然というには無理があると思われる。
本来ならば不具合とせず素直に謝罪文を掲載すればここまで騒がれることもなかっただろうが、無理やり言い訳がましい内容にしたため、余計
槍玉に挙げられた形となった。