ジラートで新しい狩場を増やしたからソロ不可能な問題は回避した

記事名読み
じらーとであたらしいかりばをふやしたからそろふかのうなもんだいはかいひした
田中迷言のひとつ。2003/08頃発売された電撃playstationBBのインタビューより。

文意的には兎も角、何故、新しい狩場を増やしたらソロ不可能な問題が解消するのか論理的に全く繋がってない辺りに実情を全く理解してないことが伺えるが、或いは彼には彼なりの理論が脳内で展開していたのかもしれないし、これ以上の量があった筈である発言を一定のテキストに纏めなくてはならないインタビュー記事の限界として、文章構成上あらぬ誤解が生まれた可能性もある。その詳細は第三者からは到底窺い知る事は出来ず、殆どのユーザーからは「風が吹けば桶屋が儲かる」程度の理屈として受け止められているが、反面、今でもネタとしていじられまくるインパクトのある発言ではあった。
迷言にされた理由
実際に雑誌に掲載された田中氏の発言の該当部分は

田中ジラートの幻影ではいわゆる狩場を増やしたことで
   ソロプレイが出来ない状況を回避していますし、今後も
   パーティを組まずとも楽しめる状況の構築を推し進めてはいますよ」

言い換えれば『レベル上げパーティがどこの狩場も埋め尽くし、ソロが入り込む余地がなかったのが狩場を増やし人も分散されたことでソロもできるようになった』と、いう意味であると考えられるため、何も問題ないように見える。
しかし当時の環境は


というものであったために狩場を増やしたところで何の解決にもなっておらず、この発言は当時明らかに的外れだったのである。

現在ではシグネットボーナスやフェイス等によるプレイヤーソロ性能の大幅な向上や各種経験値増加効果のある指輪、ミラテテの追加に加え、ビシージカンパニエのようにソロで安全に経験値を獲得出来るコンテンツが実装・調整されたことで、ソロでのレベル上げが困難な状況は大きく改善された。近年では経験値獲得量そのものの増加や不定期に実施される経験値2倍キャンペーン等でソロでも十分にレベルを上げることが可能な状況になっている。

当時田中氏が意図した『パーティを組まずとも楽しめる状況の構築』は、少なくともレベル上げの方面ではほぼ達成されたと言えるだろう。

優秀なFoVGoV狩場ジラートエリアを中心としているので、皮肉なことにこのFF11初期を代表する開発の迷言も10年越しに現実のものとなっている。

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