折れた太公望の釣竿

釣り具の一つ。

太公望の釣竿をアクション釣りで折った場合、これが手元に残る。
また、ゴブリンの不思議箱のスペシャルダイヤルから、ごく稀に出ることもある。
光のクリスタルで修復することで元の太公望の釣竿に戻すことができるほか、ラバオのクエスト「太公望は死なず」でも修復が可能。


なお太公望の釣竿の修復には、通常の合成失敗では素材がロストしないという仕様がある。
ただし合成中に外部からなんらかの効果がおよんだときや、強制エリアチェンジなどで合成失敗した場合は100％ロストしてしまう。

実際に船釣りで「もうすぐ到着」というアナウンスを見逃し、エリアチェンジで太公望の釣竿をロストしたという報告は少なからずあるので、修復には細心の注意を払いたい。

なお、太公望の釣竿を真太公望の釣竿に強化をすると、釣竿の譲渡や売却はできなくなるものの、釣竿を万一ロストしても容易に再入手ができるようになっている。

サービス開始当初のヴァナ・ディールには太公望の釣竿を折るような魚はいなかった（最大でもティタニクティス程度）。しかし、ジラートの幻影と同時期（2003年4月15日のバージョンアップ）に、リュウグウノツカイを代表とする太公望の釣竿をも折る魚が追加されたことで、太公望にも竿折れのリスクが生じている。

当時の修復レシピのスキルは80であり、この釣竿を現地で修復しようとしたら木工スキルに特化した合成スキル上げが必須だった。そのため、太公望の釣竿を所持している釣り師はこのために木工スキルを上げている場合が非常に多かった。

また、もともとは釣り竿の修復では素材のロストはなかったため、木工スキル上げでは竿を折っては修復するというスキル上げも良く行われていた。2004年2月26日のバージョンアップでは太公望の釣竿以外はロストする可能性があるように変更されたため、スキル上げを目的として太公望の釣竿を取得するという本末転倒な現象もみられた。

なお、バージョンアップ告知では折れた太公望の釣竿をロストするかどうかは明言されなかったため、釣り人が疑心暗鬼に駆られる一幕もあったが、一週間後に「ロストしない」と明言されたことで落ち着いている。

2012年3月27日のバージョンアップでは合成スキル上限が110.0(70.0 + 40.0)となり、さらに2015年6月25日のバージョンアップではレシピスキルが80から70に引き下げられたことで、木工に特化したスキル上げをせずともこの竿を修理できるようになっている。

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