ヴァナ★フェス2008 in 後楽園のトークショーでは、
リリゼットが開発中「
ともよ」と呼ばれるようになった経緯の一端が明かされている。
つまり、
リリゼットは当初登場する予定がなかった(=開発コストが割り当てられていなかった)。
リリゼットを追加するにあたっては、前述の経緯により「
ともよ枠」のコストが割り当てられたものと思われる。
この「参考にした
キャラの1人」が、お蔵入りになった
ハイドラ戦隊長だと思われる。ちなみに
カードキャプターさくらの大道寺知世は、優しげな風貌を持つ穏やかな性格の少女で、この
ハイドラ戦隊長が見た目通りの性格だったとしたら、確かに
リリゼットとは全く異なる性格と言える。
もちろん「
ともよ」の名前のまま
実装されるはずもなく、正式名称については検討が行われ、一度
ミュモルという名前に決まりかけていたが、可愛すぎることや、若干呼びにくいことから今の「
リリゼット」という名前になったという経緯がある。
通常、この手の開発名称が表に出てくることはほとんどないが、
ヴァナ★フェスで
ポロリされたことで
プレイヤーの間でも「
ともよ」という愛称が使われるようになった。『なぜ「
ともよ」なのか?』は長い間謎だったが、15年の歳月を経て経緯の詳細が公開されている。
なお、
松井聡彦氏の
Twitter(当時)を見る限り、松井氏は「
ともよ」の元
ネタが原田知世だと思っていたフシがあり、
プレイヤーの間でも「原田知世」由来が通説となっていた。
当人も疑問は感じていたようだが、前述のように
リリゼットの開発名の由来は前身となった
ハイドラ戦隊長であり、さらにその元
ネタは「大道寺知世」なので、何らかの誤解か、思い込みが生じていたものと思われる。