農家

記事名読み
のうか
栽培によって得た収穫物を競売等に卸して生計を立てているプレイヤー達のこと。
定期的にログインし様子を見ないと枯れてしまうため、中の人がある程度規則正しい生活環境にいることが必要とされる。

様々な栽培レシピの中から、需要の高い収穫物を見極め、栽培期間を計算に入れつつ生産を行っていくのが農家の腕の見せ所。
レシピさえわかれば、「毎日ログインはできるけど平日のプレイ時間は数分しか………」といったリアルが忙しい人にもできるため、一日数分のプレイによる農業だけでアダマン装備一式そろえたり属性杖全部買ったり
注釈1
原料(属性鉱石)を自作して、LS仲間やフレンドに加工を依頼する人もいる。
することも不可能でない。

そのレシピだが、謎の樹木の苗のように時間さえかければ確実に利益が出るものや、属性鉱石のようにバクチ要素の強いものまで様々ある。とはいえ、損益の幅は各ギルド合成に比べればはるかに小さい。スキル上げという修練課程を必要としない分、これは当然とも言えるが。
農家と呼ばれるプレイヤーはこの点を補うために多くの倉庫キャラ
注釈2
モグハウス一軒につき植木鉢は 10 個までしか置けない。
を抱え、大量出荷によって利益を増やしている。
アカウントで最大16キャラまで作成が可能なため、実質の最大鉢数は1アカウントあたり160鉢。16キャラ全員にログインログアウトを繰り返しチェックをしていくことになるため、純粋に鉢数が増えれば等差級数的に手間が増す。

農家の間でもバージョンアップに伴う祭りは他の合成同様あるのだが、なにしろ需要が出てから種・苗を植えにかかるという何とも牧歌的な作業になるため、他の合成のような大騒ぎになることはあまりない。

むしろバージョンアップそのものより、作業に伴う長期のサーバーメンテやその後のリトライ祭りによるカリカリクポーの方が影響が大きいのだが、これも豪農の域に達するプレイヤーなら、既にメンテ予定は織り込み済みで栽培計画を立てていたりするらしい。

電撃PlayStation』編集部による「ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団編 (ヴァナ・ディール公式ワールドガイド Vol. 1) 」中の江本聖さんの4コマ漫画「栽培」の項のセリフがすべてを物語っている作業である。
Zangetu:「これはらくちん! 種をまいて待つだけ!」
Oru:「うーん・・・なんか地味ですよ・・・」
Peaberry(団長):「うん! オレやってないー!」
Oru:「じゃあ、ボクもやらなーいと!」
Zangetu:「くくく・・・やってる者だけが得をするのだ!」


関連項目
にんにく農家の陰謀

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