/translate

記事名読み
とらんすれーと
テキストコマンドの一つ。2007年8月28日のバージョンアップで追加された。特定の単語が各言語でどのような表記になるのかを確認することができる。同時に、結果に対応する定型文が定型文辞書の〔アイテム〕カテゴリに追加される。

/translate アイテムサブコマンド
アイテム名をサブコマンドで指定した言語に翻訳する。
 サブコマンドを二つ並べることで指定の言語から指定の言語への翻訳も可能。
 通信負荷によって結果が得られない場合があります。
>>サブコマンド
j 日本語
e 英語
>>例
 /translate 炎のクリスタル je
 (「炎のクリスタル」を日本語から英語に変換)

テキストコマンド/? translate」の出力結果より引用)

このヘルプテキストが示すとおり、翻訳できるのは「アイテム名」だけのようである。ただし、例えば魔法に関しては、個々の魔法の名は対応する魔法スクロールの名称と一致しているため、結果的にこのコマンドを使用して魔法の名を翻訳することができる。(例:「/translate ストーン je」)

アイテム名の翻訳結果は、アイテムメニューに表示される、いわゆる短縮表記となっており、アイテム説明ウィンドウに表示される完全な表記や、複数形のような変化形を得ることはできない。

記法
 /translate 翻訳したい語 「サブコマンド

サブコマンドを省略した場合、あるいは翻訳元と翻訳先が同じ場合(eeなど)、対応する語の定型文が登録されるのみの動作となる。

翻訳したい語にはクライアント言語にかぎらず、どの言語のものでも記述することができる。空白が含まれている場合は二重引用符 " または単一引用符 ' で囲む必要がある。

サブコマンドには訳の方向を、日本語:j、英語:eの略号を、翻訳元・翻訳先の順に並べる。たとえば、日本語から英語への変換なら je となる。翻訳したい語の言語が翻訳元の言語の設定と食い違った場合は翻訳は失敗し、その結果は得られず、対応する定型文も登録されない。

また、サブコマンド言語略号を1つしか指定しなかった場合は翻訳先とみなされた上で翻訳が実行される。指定されなかった翻訳元には使用しているクライアント言語が設定されるものと思われ、サブコマンドを省略した場合はどちらもデフォルトの値で実行されるようである。

かつてはフランス語(略号f)、ドイツ語(略号g)もサポートされていたが、両言語のサポートが2014年7月8日のバージョンアップで終了すると同時にこれらを受け付けなくなっている
注釈1
それに対応して2014年8月12日のバージョンアップヘルプテキストが変更されている。

使用例
・例1.サブコマンド無しの場合
/translate マンダウ

この場合、定型分の【アイテム】欄にマンダウが登録される。このコマンドを使用すれば、自分がまだ所有していないものも定型文登録できる。

・例2.英語でどう表記されるかを確認する。
 /translate お気に召すまま je

この場合、"お気に召すまま"(J)⇒"Dusky Indulgence"(E)との結果が出て、同様に定型文登録される。

・例3.日本語に翻訳する。
 /translate pluton ej

この場合、"Pluton"(E)⇒"深成岩"(J)との結果が出て、定型文登録される。外国人プレイヤーシャウトの意味を調べるときなどに利用できる。

このコマンドを利用すれば、データ上は存在するが入手不可能なアイテムの存在を確認できる。「未実装アイテム」の項で詳解する。
関連項目
テキストコマンド】【未実装アイテム】【言語

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