モデルはツノダシである。
スズキ目ニザダイ亜目ツノダシ科に属する魚はツノダシ一種しか存在しないため、特定は容易である。他にハタタテダイという魚が非常によく似た色彩と体型を有するものの、こちらは尾ヒレが黒くない点で簡単に区別できる。
ツノダシはインド洋および太平洋の熱帯海域に生息している。チョウチョウウオ(
ヴァナでいう
コーラルバタフライ)と並ぶ熱帯のマスコットのような存在となっており、水族館でもよく見かけることができる。しばしばチョウチョウウオの仲間として紹介されるが、同じスズキ目に属するものの、決して近いとはいえない別種である。
やはり観賞魚として販売されており、海水魚を扱う
ショップならば比較的簡単に入手することができる。しかしチョウチョウウオと同様に個人にはハードルが高く、長期飼育となるといっそう難しい。