村雨

記事名読み
むらさめ/Murasame
両手刀の一つ。

イフリートの釜に出現するドラゴンHNMAsh Dragon」がドロップする。

過去シリーズにも登場した有名装備ではあるが、今作ではどうにもパッとしない性能である。
入手難度が高い為レアアイテムとしての価値はあるものの、高レベル帯ではどうしても破軍に軍配が上がるため、需要の少ない不遇武器である。

2003年10月21日のバージョンアップで、装備レベルが73から70に変更された。

村雨
他作品において
FFシリーズではIVが初出。
ラストダンジョンでこの武器を守護している強敵、白竜を倒すことで入手できるエッジ専用の忍者刀。武器自体の強さも最高峰で、その後に出てくる「まさむね」との二刀流で戦うことが多かった。
続くFFVでは用の刀となっている。物語終盤の海域に出現するモンスターから低確率で盗める。攻撃力は控え目だが、クリティカル率が高く優秀な刀である。
その後もFFVI・VII・Xなどに刀系武器として登場している。
出典
曲亭馬琴(滝沢馬琴)著「南総里見八犬伝」に登場する八剣士の一人、犬塚信乃戍孝の持つ刀、「村雨丸」から引用されている。
もと関東管領・足利持氏の所有であったが、信乃の祖父の代に幕府に反乱を企てて持氏は敗死。持氏の子春王丸に譲られていたが、春王丸が捕らえられいよいよ敗色濃厚となった際に、春王丸の近習をしていた祖父大塚匠作から信乃の父番作(後に犬塚に改姓)の手に託され、やがて成長した信乃の所有となった。物語の終盤に足利成氏(春王丸の弟)に返却される。
殺気を込めて抜くと、刀の茎に露が滴り、人を斬ると水気は流れる程となって、村雨のごとく血潮を洗い刃を汚さぬことから、村雨丸と名づけられたという。

尚、後に水のエフェクトを発する叢雨丸実装されていることから、こちらは実在する刀、村雨助廣の可能性がある。こちらの村雨は津田越前守助廣が42歳の時の作で、法量83センチ鵜首造りの豪刀である。切先のみ両刃で、梵字や倶利伽羅が刻まれている。
こちらの号の村雨は切れ味を表す形容詞であり、村雨に伴う一陣の風で葉が切れるほどの切れ味を意味する。
現在は行方が解らなくなっており、話によると2017年の太刀展示会にて出品され、6500万円で台湾のコレクターの手に渡ったとされている。
関連項目
両手刀】【Ash Dragon】【破軍】【叢雨丸
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