- ねりきん〔練(り)金/錬金〕「切り金(きん)の一。砂金を薄い板状に練りあげたもの。」三省堂 大辞林より
ヴァナ・ディールには該当するアイテムも概念も無いためこの意味で用いられることはない。
- 錬金(術)の誤記。
錬金術は「術」まで含めて一つの単語であり、レンの字には「錬」を用いる。
しかし省略して「れんきん」で変換しようとすると漢字変換によっては1項の意で「練金」と変換されてしまうことがある。「おk」などと同じく承知して用いている人もいれば、字面が似ているせいで気づかず素通りしている人もいたりする。「錬成」の場合は「練成」と書いても現実世界では正しいため、これも混同の一因になっているかもしれない。
金を練る術ではないので、「練金術」は誤り。しかしサービス開始当初はNPCですら間違って表記していたこともあるらしい。
- 錬金術または錬金術士の蔑称。
いつ頃から使われ始めたかは定かではないが、少なくともジラート実装前あたりでは珍しくない表現となっていた模様。
当時、錬金術には猛毒素など店売りで黒字になるレシピがあり、スキル上げのしやすさもあって後続が集中し、スキル上げ過程で大量に生まれるハイポーション等がHQでさえ赤字になるほどの値崩れを起こしていた。この様子は事情を知らない他者から見ると一見意味不明な値段設定であり、理解不能な業界そのもの、あるいはその関係者を侮蔑する意味で「錬金術のようで錬金術ではない何か」といった意味合いで「練(り)金」と呼ぶことがあった。
上述のように価格崩壊には理由があり、それを知らずにこのような蔑称を用いることは言う側の無知を曝けるものでもあるため自重すべきであろう。
かように発端は蔑称であったが、
店売り黒字
レシピが
パッチによって順次潰されたことから当初の意味で用いられることは次第になくなっていった。
やがて2項の通り単なる『別称』として用いられるようになり
、「練る」と動詞化して
錬金術合成を行うことを指したりするなど、時代とともに意味合いも変化していった。(例:「ちょっと
ハイポ練ってくる」)
しかし元は3項の通り蔑称であるため、人によっては良い気はしないかもしれない。少なくとも他人に対して「練ってくれ」などと頼むのは礼を欠くものであるため慎むべきだろう。